日本にっぽん弱視じゃくし斜視しゃし学会がっかい 若者わかもの斜視しゃし増加ぞうかとスマホとの関連かんれん調査ちょうさ

2018年12月27日 04時19分

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スマートフォンなどの普及ふきゅうにともなって、10だい若者わかもの中心ちゅうしん斜視しゃし診断しんだんされる患者かんじゃえていることなどから、日本にっぽん弱視じゃくし斜視しゃし学会がっかいは、斜視しゃしとスマートフォンなどの使用状況しようじょうきょう因果いんが関係かんけい調しらべる実態じったい調査ちょうさおこなうことになりました。

静岡県しずおかけん浜松医科大学はままついかだいがくでは、原因げんいん不明ふめい短期間たんきかんひとみ内側ないそくってもどらなくなる「急性きゅうせいない斜視しゃし」の患者かんじゃえ、それまで年間ねんかん2、3にんだった患者かんじゃが、3年前ねんまえから10だい中心ちゅうしんに10人前後にんぜんごえるようになりました。

また、東京とうきょう国立くにたち成育せいいく医療いりょう研究けんきゅうセンターの研究けんきゅうグループでも、スマートフォンやタブレットを長時間ちょうじかん使つかどもの急性きゅうせいない斜視しゃしなどについて研究けんきゅうすすめていて、症例しょうれい分析ぶんせきした結果けっか、「スマートフォンなどの過剰かじょう使用しようにより、斜視しゃし発症はっしょう悪化あっかをまねく可能性かのうせいがある」という論文ろんぶんをことし発表はっぴょうしています。

こうしたことを日本にっぽん弱視じゃくし斜視しゃし学会がっかいは、日本にほん小児しょうに眼科がんか学会がっかい連携れんけいして今月末こんげつまつから全国ぜんこく医師いしおよそ1000にん対象たいしょうに、急性きゅうせいない斜視しゃし診断しんだんされたどもが、長時間ちょうじかんスマートフォンやタブレット端末たんまつ使用しようしていたのかなど、実態じったい調査ちょうさすすめることになりました。

調査ちょうさでは患者かんじゃ治療ちりょう経過けいか継続けいぞくして報告ほうこくしてもらい、使用頻度しようひんどらすことで斜視しゃし改善かいぜんにつながったのかなど、因果いんが関係かんけい効果的こうかてき治療法ちりょうほう研究けんきゅうするとともに、スマートフォンなどの適切てきせつ使つかかたについてもしめしていきたいということです。

日本にっぽん弱視じゃくし斜視しゃし学会がっかい理事長りじちょう浜松医科大学はままついかだいがく佐藤さとう美保みほ教授きょうじゅは、「10だいのスマートフォンの普及率ふきゅうりつが8わりえた時期じき斜視しゃしどもがえた時期じき非常ひじょうちかい。ただ斜視しゃし近視きんしやストレスが原因げんいんとなることもあるため慎重しんちょう調査ちょうさ研究けんきゅうをすすめて関連かんれんがあるかたしかめたい」とはなしています。

また、国立くにたち成育せいいく医療いりょう研究けんきゅうセンターの医師いし今回こんかい調査ちょうさ協力きょうりょくする仁科にしな幸子さちこさんは「とく視覚しかくができあがる6さいまでのどもにスマートフォンなどを長時間ちょうじかん使用しようする影響えいきょう懸念けねんされている。大規模だいきぼ調査ちょうさによって長時間ちょうじかん使用しようにリスクがあるかどうか傾向けいこうあきらかにし、よりよい使つかかたしめしていきたい」とはなしています。