村上むらかみ春樹はるきさん国内こくないで37ねんぶり記者会見きしゃかいけん 母校ぼこう資料しりょう寄贈きぞう

2018年11月04日 18時30分

村上春樹さん国内で37年ぶり記者会見 母校に資料寄贈で
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世界的せかいてき人気にんき作家さっか村上むらかみ春樹はるきさんが、母校ぼこう早稲田大学わせだだいがく自身じしん所蔵しょぞうする文学ぶんがく関連かんれん資料しりょう寄贈きぞうすることになり、国内こくないでは37ねんぶりに記者会見きしゃかいけん出席しゅっせきしました。大学側だいがくがわ寄贈きぞう資料しりょうをもとに研究けんきゅう拠点きょてん設置せっち検討けんとうしているということで、村上むらかみさんは「文学ぶんがく文化ぶんか風通かぜとおしのいい国際こくさい交流こうりゅうになってくれれば」とおもいをかたりました。

村上むらかみ春樹はるきさんは、自身じしん所蔵しょぞうする著作ちょさく生原稿なまげんこう作品さくひんへの書評しょひょう、それにレコードのコレクションなどといった創作そうさくかんする資料しりょう母校ぼこう早稲田大学わせだだいがく寄贈きぞうすることをもうて、4にち大学だいがく鎌田かまたかおる学長がくちょうらとともに記者会見きしゃかいけん出席しゅっせきしました。

村上むらかみさんが国内こくない記者会見きしゃかいけん姿すがたあらわすのは37ねんぶりだということで、終了後しゅうりょうご、2さつほん手渡てわた様子ようすなどの写真しゃしん撮影さつえい許可きょかされました。

会見かいけん村上むらかみさんは、「かれこれ40ねんちか小説家しょうせつかとしてものをき、生原稿なまげんこう資料しりょう書簡しょかんなどがいっぱいたまっています。ぼくにはどもがいないので、ぼくがいなくなったあとにそういうものが散逸さんいつするとこまるなとおもっていました」と寄贈きぞうめたいきさつをかたりました。

早稲田大学わせだだいがくは、来年度らいねんど以降いこう順次じゅんじ資料しりょう寄贈きぞうける見込みこみで、国内外こくないがい学生がくせい研究者けんきゅうしゃ村上むらかみさんの資料しりょう参照さんしょうできる国際的こくさいてき研究けんきゅう拠点きょてん学内がくないもうけることを検討けんとうしているということです。

これについて村上むらかみさんは、「最初さいしょは『村上むらかみ春樹はるき記念館きねんかん』にしようというあんもあったんですが、まだんでいないので」と冗談じょうだんまじえながら、「自分じぶん翻訳ほんやくによってそだてられてきたという意識いしきがとてもつよくあり、日本文学にほんぶんがくなかだけにとどまっていたら、窒息ちっそく状態じょうたいになっていたかもしれません。そういう意味いみで、この場所ばしょ文学ぶんがく文化ぶんか風通かぜとおしのいい国際こくさい交流こうりゅうになってくれればいいなとねがっています」とおもいをかたっていました。

早稲田大学わせだだいがくちょう大変たいへんうれしく感銘かんめいけた」

記者会見きしゃかいけんのあと、早稲田大学わせだだいがく鎌田かまたかおる学長がくちょうは、村上むらかみさんが会見かいけん出席しゅっせきしたことについて「正直しょうじき大変たいへんうれしく、感銘かんめいけています。ここまで前向まえむきに自分じぶんくちから率直そっちょくかたってくれるとは想像そうぞうしていませんでした」とめをかたり、今後こんご資料しりょう活用かつようについて「村上むらかみ文学ぶんがく中核ちゅうかくとした日本文学にほんぶんがく世界せかいへの発信はっしんと、世界せかい日本にっぽん文学ぶんがく交流こうりゅう拠点きょてん早稲田わせだつくっていきたい」とはなしていました。