大気たいき汚染おせん 世界せかいども60万人まんにん気管支炎きかんしえんなどで死亡しぼう WHO

2018年10月31日 04時26分

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世界せかいの9わり以上いじょうどもが大気たいき汚染おせんにさらされ、おととしだけでも60万人まんにんどもが急性きゅうせい気管支炎きかんしえんなどで死亡しぼうしたとみられるとする報告書ほうこくしょを、WHO=世界せかい保健ほけん機関きかんあらたにまとめました。

WHOは29にち大気たいき汚染おせんどもの健康けんこうあたえる影響えいきょうについて各国かっこく研究者けんきゅうしゃ協力きょうりょくてまとめたあらたな報告書ほうこくしょ公表こうひょうしました。

それによりますと、世界せかいの15歳未満さいみまんどもの93%が大気たいき汚染おせん物質ぶっしつPM2.5の濃度のうどがWHOの基準きじゅんえる汚染おせんされた空気くうきっていて、おととしだけでもおよそ60万人まんにん死亡しぼうしたとみられるとしています。

汚染おせんされた空気くうきには、所得しょとくたかくにでも5歳未満さいみまんどもの2にんに1にんがさらされている一方いっぽう所得しょとくひくいまたは中程なかほどくにではとく汚染おせんがひどく、どもの急性きゅうせい気管支炎きかんしえん肺炎はいえんなどの半分はんぶん以上いじょう大気たいき汚染おせんによってこされているととしています。

報告書ほうこくしょでは、どもは大人おとなよりも呼吸こきゅう回数かいすうおおからだ未発達みはったつ影響えいきょうけやすいため、ぜんそくや小児しょうにがんなどになるおそれがたかいと指摘してきしています。

こうした汚染おせん物質ぶっしつは、石炭せきたん火力かりょく発電所はつでんしょやガソリンや軽油けいゆはし自動車じどうしゃ、まきを燃料ねんりょうにしている家庭かていなどから発生はっせいしているとして、報告書ほうこくしょでは化石かせき燃料ねんりょうなどの使用しようおさえるよう各国かっこくもとめています。

WHOのマリア・ネイラ公衆こうしゅう衛生えいせい環境かんきょう局長きょくちょうは「こうしているあいだにもおおくのどもが有害ゆうがい空気くうきっている。対策たいさくいそ必要ひつようがある」とはなしています。