はやぶさ2 来年らいねん月以降がついこう着陸ちゃくりく延期えんき小惑星しょうわくせい表面ひょうめん課題かだい

2018年10月11日 15時51分

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小惑星しょうわくせい「リュウグウ」への着陸ちゃくりく今月こんげつ下旬げじゅん予定よていしていた日本にっぽん探査機たんさき「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうは、小惑星しょうわくせい地表面ちひょうめん岩石がんせきおおわれ、安全あんぜん着陸ちゃくりくさせるためにはさらなる調査ちょうさ検討けんとう必要ひつようだとして、「はやぶさ2」の着陸ちゃくりくはやくても来年らいねん月以降がついこう延期えんきすると発表はっぴょうしました。

探査機たんさき「はやぶさ2」は、ことし6月下旬がつげじゅん地球ちきゅうからおよそ3おくキロはなれた小惑星しょうわくせい「リュウグウ」の上空じょうくうまんメートルに到着とうちゃくし、今月こんげつ下旬げじゅん小惑星しょうわくせい岩石がんせき採取さいしゅおこなうため最初さいしょ着陸ちゃくりく実施じっしする予定よていでした。

これについて、JAXAは11にち会見かいけんし、「はやぶさ2」の着陸ちゃくりくはやくても来年らいねん月後半がつこうはん以降いこう延期えんきすると発表はっぴょうしました。

JAXAによりますと、これまでに撮影さつえいした画像がぞうなどを分析ぶんせきした結果けっか、「リュウグウ」はいわ集合体しゅうごうたいで、表面ひょうめん岩石がんせき凸凹でこぼこしていて、たいらな場所ばしょかぎられることがわかったといことです。

「はやぶさ2」は、機体きたい太陽光たいようこうパネルがいわにぶつかって故障こしょうすることをふせぐため、おおきさが50センチをえるいわがない直径ちょっけい100メートルのへいたんな場所ばしょさがしていましたが、着陸ちゃくりく候補地こうほち赤道せきどう付近ふきんには直径ちょっけい20メートルのたいらな場所ばしょしかつからなかったということです。

このため、JAXAは、さらに調査ちょうさ必要ひつようだとして、今月中こんげつじゅうに2かい、「はやぶさ2」を高度こうどおよそ25メートルまでげて小惑星しょうわくせい接近せっきんさせ、地表ちひょうくわしい状況じょうきょう確認かくにんするほか、着陸ちゃくりく精度せいどげるため運用うんよう方法ほうほう手順てじゅんあらためて検討けんとうするとしています。

また、「はやぶさ2」は、来月らいげつ下旬げじゅんから再来月さらいげつまでのおよそ1か月間げつかんは、太陽たいようかくれて地球ちきゅうとの通信つうしんができなくなるため、小惑星しょうわくせい上空じょうくう待機たいきさせ、具体的ぐたいてき運用うんよう年明としあけから再開さいかいするということです。

津田つだ雄一ゆういちプロジェクトマネージャは「初代しょだいはやぶさが着陸ちゃくりくした小惑星しょうわくせいイトカワをふくめ、っている小惑星しょうわくせいはどこかにたいらな場所ばしょがあったが、徹底的てっていてきにでこぼこしていて、へいたんな場所ばしょが1つもなく、そこが意外いがい結果けっか着陸ちゃくりくには“意地悪いじわる”な小惑星しょうわくせいだとえる。さらに地形ちけいのデータなどがあつまっているので、延期えんき残念ざんねんだが、しっかりかんがえて、確実かくじつ岩石がんせきのサンプルをとることを優先ゆうせんさせたい」と延期えんき判断はんだんについてはなしました。