はやぶさ2 探査たんさロボットが「リュウグウ」着陸ちゃくりく成功せいこう

2018年09月22日 20時57分

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日本にっぽん探査機たんさき「はやぶさ2」が小惑星しょうわくせい「リュウグウ」にけて21にち分離ぶんりした小型こがた探査たんさロボットが着陸ちゃくりく成功せいこうしたとJAXA=宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう発表はっぴょうしました。初代しょだい「はやぶさ」では失敗しっぱいしていて、13ねんぶりの再挑戦さいちょうせんでの成功せいこうとなりました。

探査機たんさき「はやぶさ2」には小惑星しょうわくせいリュウグウの地表面ちひょうめん探査たんさする4だい小型こがたロボットが搭載とうさいされ、21にちはこのうち「MINERVA-※ツー1」とばれる2だいのロボットを高度こうど55m付近ふきんから小惑星しょうわくせいけて分離ぶんりしました。

JAXAはその、ロボットからとどくデータの解析かいせきすすめ、このなかにリュウグウの地表面ちひょうめん撮影さつえいした写真しゃしん確認かくにんできたことから、ロボットが着陸ちゃくりく成功せいこうしたと発表はっぴょうしました。

小惑星しょうわくせい小型こがた探査たんさロボットを着陸ちゃくりくさせる挑戦ちょうせんは、初代しょだい「はやぶさ」が2005ねん小惑星しょうわくせい「イトカワ」でおこないましたが、このときは着陸ちゃくりく失敗しっぱいし、13ねんぶりの再挑戦さいちょうせんでの成功せいこうとなりました。

また、ロボットからは複数ふくすうべつ場所ばしょ撮影さつえいした写真しゃしんとどいているということで、JAXAはロボットが設計せっけいどおり小惑星しょうわくせい地表面ちひょうめん移動いどうしながら撮影さつえいができていると分析ぶんせきしています。

JAXAによりますと、小惑星しょうわくせい地表面ちひょうめんでのロボットの移動いどう成功せいこう世界せかいはじめてということです。

だいのロボットはそれぞれはば18センチ、たかさ7センチのせい16角形かくけいはしらのようなかたちをしています。
小惑星しょうわくせい重力じゅうりょくよわ車輪しゃりんいてしまうため、ロボットはモーターでジャンプしながら移動いどうするよう設計せっけいされています。

着陸ちゃくりく成功せいこうしたロボットは、移動いどう方法ほうほう実証じっしょうのほか、複数ふくすうあるカメラでリュウグウの地表面ちひょうめん写真しゃしん撮影さつえい継続けいぞくし、来月らいげつ下旬げじゅん予定よていされている「はやぶさ2」本体ほんたい着陸ちゃくりく役立やくだてられます。

※ツーはローマろーま数字すうじの2

「リュウグウ」地表面ちひょうめん写真しゃしん公開こうかい

JAXAは小型こがた探査たんさロボットが複数ふくすう写真しゃしん撮影さつえい成功せいこうしたとし、このうち分離後ぶんりご直後ちょくご撮影さつえいした2まいと、着陸ちゃくりく成功後せいこうご撮影さつえいした1まい公開こうかいしました。

着陸後ちゃくりくご写真しゃしん日本にっぽん時間じかんの22日午前にちごぜん1144ふん撮影さつえいされたもので、ロボットが小惑星しょうわくせい地表面ちひょうめん移動いどうするためジャンプをしている最中さいちゅう空中くうちゅうでシャッターをった写真しゃしんだということです。

写真しゃしん下半分したはんぶんには「リュウグウ」のくろっぽいいろをした地表面ちひょうめんがとらえられ、正面しょうめんおおきな2つの岩石がんせきえます。
また周囲しゅういにも大小だいしょうさまざまなサイズのいしころがっている様子ようす確認かくにんできます。
写真しゃしん上半分うえはんぶん宇宙うちゅう空間くうかんうつんでいて、一部いちぶしろくなっているのは太陽たいようひかり影響えいきょうだということです。

写真しゃしんからは直径ちょっけいおよそ900mのリュウグウの地平線ちへいせんまるみをびている様子ようすもわかります。

小惑星しょうわくせいリュウグウの地表面ちひょうめん撮影さつえいされた写真しゃしんはこれがはじめてです。

津田つだプロジェクトマネージャ「うれしいのひとこと

JAXAの津田つだ雄一ゆういちプロジェクトマネージャは「世界初せかいはつ小惑星しょうわくせい表面ひょうめんでの移動いどう探査たんさ活動かつどう実現じつげんできたことは、うれしいのひとこときます。しょう天体てんたいじょう表面ひょうめん移動いどうというあらたな宇宙うちゅう探査たんさ手段しゅだんれたこと、そしてその技術ぎじゅつ実現じつげんに『はやぶさ2』が貢献こうけんできたことをほこりにおもいます」とコメントをしました。