工事こうじ現場げんば火災かさい 死亡しぼうは5にん東京とうきょう 多摩たま

2018年07月26日 21時41分

工事現場火災 死亡は5人に 東京 多摩
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26にち東京とうきょう多摩市たまし建設中けんせつちゅうのビルからて4にん死亡しぼうした火災かさいで、あらたに地下ちか心肺しんぱい停止ていし状態じょうたいつかった1にん死亡しぼうしました。この火災かさいくなったのは5にんになりました。当時とうじ建物内たてものないでは300人以上にんいじょう作業さぎょうしていて、鉄骨てっこつをバーナーで切断せつだんちゅう火花ひばな周囲しゅうい引火いんかしたということで、警視庁けいしちょうは、業務上ぎょうむじょう過失かしつ致死傷ちししょううたがいもあるとみて調しらべています。

26日午後にちごご時前じまえ東京とうきょう多摩市たまし唐木田からきだにある建設中けんせつちゅうのビルの地下ちかかいからました。東京とうきょう消防庁しょうぼうちょう消防しょうぼう車両しゃりょう70だいあまりをして消火しょうか活動かつどうにあたっていますが、地上ちじょうかい地下ちかかい建物たてもののうちおよそ1500平方へいほうメートルがけました。

警視庁けいしちょうなどによりますと、当時とうじ建物内たてものないでは工事こうじ関係者かんけいしゃなど300人以上にんいじょう作業さぎょうをしていて、これまでにおよそ40にんがけがをし、このうち地下ちかなどでたおれているのがつかった男性だんせいにん死亡しぼうしたということです。

警視庁けいしちょうは、ほかにもおくれて建物内たてものないのこされたひとがいるとみて確認かくにんすすめていたところ、今夜こんやあらたに地下ちか心肺しんぱい停止ていし状態じょうたいつかった1にん死亡しぼうしたということです。この火災かさいくなったのは5にんになりました。

また、およそ20にんけむりんでやけどをするなど症状しょうじょうおもいということです。

これまでの警視庁けいしちょう調しらべによりますと、現場げんばにいた作業員さぎょういんらがバーナーで鉄骨てっこつ切断せつだんしていたところ、火花ひばなり、周囲しゅうい引火いんかしたということです。

作業員さぎょういん消火しょうか活動かつどうったもののまわりがはやひろがったということで、警視庁けいしちょうは、作業さぎょうすすかた問題もんだいがなかったか業務上ぎょうむじょう過失かしつ致死傷ちししょううたがいもあるとみてくわしい状況じょうきょう調しらべています。

6にん搬送はんそうされた病院びょういん医師いしはなし

東京とうきょう多摩市たまし建設中けんせつちゅうのビルできた火災かさいで、市内しないにある日本医科大学にほんいかだいがく多摩たま永山ながやま病院びょういんには、わせて6にん男性だんせい搬送はんそうされました。

このうち、午後ごごすぎにはこばれてきた男性だんせいにん心肺しんぱい停止ていし状態じょうたいで、まもなく死亡しぼう確認かくにんされたということです。

治療ちりょうにあたったうねもと恭子きょうこ救命きゅうめい救急きゅうきゅうセンターちょうは「3にんのうち、1にん全身ぜんしんおもいやけどをっていたほか、2にんからだ表面ひょうめんのやけどはあまりなかったが、気道きどうのやけどか一酸化いっさんか炭素たんそ中毒ちゅうどくられた。症状しょうじょうはいずれもおもく、ほどこししようがない状態じょうたいでかなりひどい火災かさいだったとかんじられた」とはなしていました。

ほかの3にん男性だんせいは、意識いしきはあるものの、気道きどうのやけどやんできたものがかおたったとみられる骨折こっせつをしていて、症状しょうじょうおもいということです。

建設会社けんせつがいしゃ 地下ちかかい断熱材だんねつざい引火いんか

工事こうじっている安藤あんどうハザマ首都圏しゅとけん建築けんちく支店してんによりますと、地下ちかかい作業さぎょうをしていたところ、建築けんちく材料ざいりょう断熱材だんねつざい引火いんかしたという情報じょうほうがあるということです。

火災かさいきた建物たてもの鉄骨造てっこつづくりの地上ちじょうかい地下ちか階建かいだての「事務所じむしょビル」で、床面積ゆかめんせきはおよそ1まん7500平方へいほうメートルで、26にちは、およそ300にん内装ないそう外装がいそう、それに設備せつびなどさまざまな工事こうじおこなわれていたということです。

会社かいしゃでは、現地げんち状況じょうきょう作業員さぎょういん安否あんぴについて確認かくにんいそいでいます。

あっという黒煙こくえんまれた

火災かさいきたビルの2かい工事こうじおこなっていた20さい作業員さぎょういん男性だんせいは、「最初さいしょけむりがあまりなかったが、げようとしたらあっという黒煙こくえんまれた。死者ししゃないことをいのっています」とはなしていました。

また、地下ちかかい電気でんき配線はいせん工事こうじをしていた26さい男性だんせい作業員さぎょういんは、「地下ちかかいまでがるとけむり充満じゅうまんしてげようとするひとたちでごったがえしていた。ぬのではないかと恐怖きょうふかんじた」とはなしていました。

専門家せんもんかげた断熱材だんねつざい引火いんかか」

東京とうきょう 多摩市たまし建設中けんせつちゅうのビルで発生はっせいした火災かさいについて、火災かさいのメカニズムにくわしい東京理科大学とうきょうりかだいがく関澤せきざわあい教授きょうじゅは「火災かさい様子ようすとらえた映像えいぞうではくろっぽいけむり噴火ふんかのようにいきおいよくのぼっていたので普通ふつうのビル火災かさいではないとおもった。けむりいろから、ウレタンなど樹脂製じゅしせいのものがえた可能性かのうせいがある。ウレタンがすと非常ひじょうはやいきおいで火災かさいひろがるしけむりひろがるので大量たいりょうけむり発生はっせいしたとおもう。断熱材だんねつざいなかには樹脂製じゅしせい非常ひじょうえやすいものがあり、かべりつけるまえにたくさんげていたものに建設けんせつ作業さぎょう火花ひばななどが引火いんかした可能性かのうせいがある」と分析ぶんせきしています。

そのうえで、「建設けんせつ工事中こうじちゅう防火ぼうか設備せつびととのっていないうえ、内装材ないそうざいなどえやすいもののほか、溶接ようせつ火花ひばななどおおいため火災かさいきやすい。建設けんせつ工事こうじではさまざまな業者ぎょうしゃわり作業さぎょうおこな場合ばあいがある。今回こんかい現場げんば防火ぼうか管理かんり体制たいせいなどを、今後こんごくわしく調しらべる必要ひつようがある」とはなしていました。