サッカーW杯わーるどかっぷ 前回ぜんかい優勝ゆうしょうのドイツが1リーグ敗退はいたい

2018年06月28日 06時28分

サッカーW杯 前回優勝のドイツが1次リーグ敗退
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サッカーワールドカップロシア大会たいかいの1リーグ、グループFのだいせん韓国かんこくたいドイツは、韓国かんこくがドイツを2たい0でやぶり、前回ぜんかい優勝ゆうしょうのドイツが1リーグで敗退はいたいする波乱はらんとなりました。

ともに決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつ可能性かのうせいのこすチームどうしの対戦たいせんは、27にち、ロシア中部ちゅうぶのカザニでおこなわれました。

前回ぜんかい優勝ゆうしょうのドイツは、2点差てんさ以上いじょうてば決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつ自力じりきめられますが、前半ぜんはんまもりをかためる韓国かんこくめあぐね、0たい0で試合しあいかえしました。

ドイツは後半こうはんもたびたびチャンスをつくりますが、韓国かんこくからだった守備しゅびまえにゴールをれません。ぎゃく試合しあい終了しゅうりょう間際まぎわのアディショナルタイムに韓国かんこくがコーナーキックからのこぼれだまをディフェンダーのキム・ヨングォン選手せんしゅめて均衡きんこうやぶりました。あとがないドイツはゴールキーパーのノイアー選手せんしゅ攻撃こうげきくわわりましたが、韓国かんこくにボールをうばわれてソン・フンミン選手せんしゅ無人むじんのゴールにながまれ、0たい2でやぶれました。

ドイツと韓国かんこくはともに1しょうはいで1リーグ敗退はいたいとなりました。ドイツは1954ねん大会たいかいから16大会たいかい連続れんぞくで1リーグを突破とっぱしていましたが、グループ最下位さいかい敗退はいたいする波乱はらんとなりました。

フンメルス選手せんしゅ「とてもつらいよる

リーグ敗退はいたいとなったドイツのディフェンダー、フンメルス選手せんしゅは、「ことばではとてもあらわせない。自分じぶんたちのゴールチャンスをいかせなかった。ぼく終盤しゅうばんのチャンスでヘディングをめていたら、いまごろはドイツが決勝けっしょうトーナメントにすすんでいて最高さいこうだったが。ドイツのサッカーファンにとってとてもつらいよるになってしまった」とかたとしていました。

韓国かんこく キム・ヨングォン選手せんしゅ「やればできると証明しょうめいできた」

点目てんめのゴールをめた韓国かんこくのディフェンダー、キム・ヨングォン選手せんしゅは、「くるしい試合しあいになることはわかっていたが、選手せんしゅ全員ぜんいん気持きもちを1つにしてたたかった。世界せかいランキング1のチームとたたかってよい結果けっかせることができ、韓国かんこくサッカーもやればできるということを証明しょうめいできた」とはなしていました。また、自身じしんのゴールがいったんはオフサイドと判定はんていされビデオ判定はんていでゴールとみとめられたことについては、「わたしはゴールだとおもっていたので、みとめられるとしんじていた」とはなしました。

各国かっこくチームの監督かんとく

イングランドのサウスゲート監督かんとくは、28にちにカリーニングラードでおこなわれる1リーグだいせんのベルギーとの試合しあいけた記者会見きしゃかいけんなか前回ぜんかい優勝ゆうしょうのドイツが1リーグで敗退はいたいしたことについて質問しつもんこたえました。このなかで、サウスゲート監督かんとくは、「おどろいたが、ほかのチームのレベルもがっている。ドイツにたいする戦術せんじゅつがしっかりしていてとくにカウンター攻撃こうげき有効ゆうこうだった。ドイツのような強豪きょうごうでも1リーグは自動的じどうてきてるというものではない」とはなしました。そのうえで「この大会たいかいではポルトガルやスペイン、アルゼンチンも苦戦くせんしている。そのような結果けっかるとどんなつよいチームでもまってはならないということを意味いみしている。ドイツは前回ぜんかい優勝ゆうしょうし、われわれはいろいろ観察かんさつしてまなんでいる。進歩しんぽしなければてない」とはなしました。

また、ベルギーのマルティネス監督かんとくは、「ドイツはけたが最高さいこうのチームだ。ただ、どのチームも秘密ひみつてないということだ。韓国かんこくはドイツにたいして周到しゅうとう準備じゅんびをしてきた。簡単かんたんなゲーム、ちがまっているゲームはない。自分じぶんへの期待きたいやうまくかなかったときの失望感しつぼうかんなどおおきな大会たいかいだけに気持きもちのめん影響えいきょうしたとおもう」とはなしました。

優勝ゆうしょう候補こうほ敗退はいたい意味いみするところは

世界せかいランキング1で17大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょうのドイツは、2006ねん就任しゅうにんしたレーブ監督かんとくした史上しじょう3チームとなる大会たいかい連覇れんぱ目指めざした大会たいかいでした。

ワールドカップで通算つうさん10ゴールをげているミュラー選手せんしゅ中心ちゅうしんに、エジル選手せんしゅやクロース選手せんしゅなど前回ぜんかい大会たいかい優勝ゆうしょうささえた中盤ちゅうばん健在けんざいで、さらに、若手わかて中心ちゅうしんのぞんだ去年きょねんのコンフェデレーションズカップで優勝ゆうしょうするなど、それぞれのポジションにちからのある選手せんしゅ複数ふくすうそろえ、つけいるすきはないとられていました。

この大会たいかいでも、ボールをつとまわりの複数ふくすう選手せんしゅ連動れんどうしてうごあじ発揮はっきするなど、ボールの保有率ほゆうりつではだいせんのメキシコせんが60%、だいせんのスウェーデンせんが71%、だいせん韓国かんこくせんが70%と、自分じぶんたちのかたち試合しあいのぞめていました。

しかし1試合しあい平均へいきん20ほん以上いじょうのシュートをちながら3試合しあいでわずか2得点とくてん、シュートに正確せいかくさをくとともにめの部分ぶぶん相手あいて守備陣しゅびじん対応たいおうされました。

ほかのチームの監督かんとくからは、「対戦たいせん相手あいてのドイツにたいする戦術せんじゅつがしっかりしていた。どんな強豪きょうごうまってはならないということをしめした」「どのチームも秘密ひみつてない。進歩しんぽしなければてない」というこえかれました。

優勝ゆうしょう候補こうほがっていたドイツの敗退はいたいは、対戦たいせんチームへの分析ぶんせき対策たいさくがよりこまかくすすなかで、トップチームといえども、選手せんしゅ成長せいちょうくわえて、戦術せんじゅつにもさらなる変化へんか進化しんかもとめられることをしめしています。