ども食堂しょくどう全国ぜんこく急増きゅうぞう 2000かしょえる

2018年04月03日 16時25分

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経済的けいざいてききびしい家庭かていどもなどに食事しょくじ提供ていきょうする「ども食堂しょくどう」が全国ぜんこく急増きゅうぞうし、2000かしょえたことが運営者うんえいしゃなどでつく団体だんたい調しらべでわかりました。団体だんたい代表だいひょうは「地域ちいき交流こうりゅう拠点きょてんとして機能きのうしてきており、今後こんご行政ぎょうせい企業きぎょう一体いったいとなってさらにひろめていく必要ひつようがある」と指摘してきしています。

ども食堂しょくどうは、経済的けいざいてききびしい家庭かていおやはたらいているため1にん食事しょくじをするどもなどを対象たいしょう無料むりょう低額ていがく食事しょくじ提供ていきょうするみです。

食堂しょくどう運営者うんえいしゃなどでつく団体だんたい東京とうきょう記者会見きしゃかいけんひらき、先月せんげつまでにった実態じったい調査ちょうさ結果けっか、おととし全国ぜんこく数百すうひゃくしょあるとられていた食堂しょくどうがその7ばいの2286かしょにまで急増きゅうぞうしていることをあきらかにしました。

都道府県とどうふけんべつでは、東京都とうきょうとが335かしょ大阪府おおさかふが219かしょ神奈川県かながわけんが169かしょなどとなっています。

調査ちょうさった「こども食堂しょくどう安心あんしん安全あんぜん向上こうじょう委員会いいんかい代表だいひょう湯浅ゆあさまことさんは、「人々ひとびとかかわりが希薄きはくになっているなか地域ちいき交流こうりゅう拠点きょてんとしても機能きのうしてきており、社会しゃかい基盤きばんの1つとしてえてきたのではないか」と指摘してきしました。そのうえで今後こんご課題かだいについて、「食堂しょくどうかんでノウハウを共有きょうゆうするとともに、行政ぎょうせい企業きぎょう一体いったいとなって食堂しょくどうをさらにひろ地域ちいき根付ねづかせていく必要ひつようがある」とべました。

ども食堂しょくどう交流こうりゅう拠点きょてん東京とうきょう新宿しんじゅく

年前ねんまえ東京とうきょう新宿区しんじゅくくはじまった「新宿しんじゅくニコニコども食堂しょくどう」は、小学生しょうがくせいから70だいまで幅広はばひろ世代せだいのボランティアで運営うんえいされています。どもたちの成長せいちょう地域ちいきささえようと、定年ていねん退職たいしょくした近所きんじょ住民じゅうみん地元じもと大学生だいがくせいなどさまざまなひとたちがあつまり交流こうりゅう拠点きょてんにもなっています。

食材しょくざい一部いちぶ協力きょうりょくしてくれる農家のうか企業きぎょうからの寄付きふまかなっていて、この午後ごごすぎからボランティア10にんほどが区内くないのすしてんから寄付きふされたまぐろなどを使つかって準備じゅんびはじめました。2時間じかんほどかけてまぐろのカマきなどの料理りょうりができあがり、60にんあまりの親子おやこにふるまわれました。

どもは無料むりょう大人おとなは300えん費用ひようで、栄養えいようバランスのれた手作てづくりの食事しょくじべられるということもあり、定員ていいんの30にんえるもうみもあるということです。

さいおとこおとずれた30だい母親ははおやは「野菜やさいがいっぱいあって栄養面えいようめんかんがえられていておいしいです。家計かけいてきにもたすかります」とはなしていました。またボランティアの男性だんせいは「去年きょねん定年ていねん退職たいしょくしたので老後ろうごきがいです。どもたちが『おいしい』とっておかわりをしてくれるとすごくうれしいです」とはなしていました。

NPO理事長りじちょう猪爪いづめまさみさんは「しょくつうじて『食糧しょくりょうりない』とか『仕事しごとをしたいがはたらくところがない』など家庭かていなやみや課題かだいえてくるので解決かいけつのお手伝てつだいにつながっています。寄付きふはいただいているものの野菜やさい価格かかく高騰こうとうなどで費用ひようはかかるので、補助金ほじょきん利用りようするなどしてつづけていきたいです」とはなしていました。