それは気象病かも

がつはいり、はるおとずれととも気分きぶんれやかに…とおもいきや、ネットじょうには「あたまいたい」「だるい」など体調たいちょう不良ふりょううったえるこえ相次あいついでいます。その体調たいちょう不良ふりょう、もしかしたら天気てんきのせいかもしれません。そして、歴史上れきしじょう有名ゆうめいなあのひとも、天気てんきによる体調たいちょう不良ふりょうなやんでいたかも!?。(ネットワーク報道部ほうどうぶ記者きしゃ 飯田いいだ暁子あきこ玉木たまき香代子かよこ


きゅう気温きおんがったりがったり、つよあめかぜ見舞みまわれたりと「はるあらし」がれた先週せんしゅう。ツイッターじょうには「頭痛ずつう耳鳴みみなりがする」「あたまいたいというかおもい。からだもだるい」などのみが相次あいつぎました。


なかでも活況かっきょうだったのが、「全部ぜんぶ気圧きあつのせい」というハッシュタグ。

「きのうからあたまいたくてなおらない」「あさからイライラする」といった投稿とうこうけられているほか、なかには「よかった。ここしばらくずっと調子ちょうし気味ぎみなのも気圧きあつのせいなのね」などこのハッシュタグで気分きぶんらくになったという投稿とうこうもありました。


それは「気象きしょうびょう」かも

ふるくから『古傷ふるきずいたむとあめる』とわれているように、気温きおん湿度しつど気圧きあつ変化へんかいたみがたりからだがだるくなったりする。それは『気象きしょうびょう』とばれています」

そうはなすのは、愛知医科大学あいちいかだいがく学際的がくさいてきいたみセンター客員かくいん教授きょうじゅ佐藤さとうじゅん医師いしです。


20年以上ねんいじょうにわたって天気てんき体調たいちょう変化へんかについて研究けんきゅうつづけています。気象きしょうびょう症状しょうじょう頭痛ずつう関節痛かんせつつうやせき、めまい、からだのだるさなどひとによってさまざまですが、天気てんききゅう変化へんかとく気圧きあつおおきくがったりがったりするときに症状しょうじょうひとおおいということです。

なぜ気圧きあつ変化へんか体調たいちょうくずれるのか。佐藤さとう医師いしきました。
「これまでの実験じっけんで、みみ鼓膜こまくおくにありからだ平衡へいこう感覚かんかくをつかさどる『内耳ないじ』には気圧きあつ変化へんかかんじるセンサーがあるのではないかとかんがえられます。この内耳ないじ気圧きあつ変化へんかのうつたえてからだ順応じゅんのうさせるのですが、内耳ないじ気圧きあつ変化へんか敏感びんかんすぎるとすこしの変化へんかでも過剰かじょうのう情報じょうほうつたわり、交感神経こうかんしんけいふく交感神経こうかんしんけいのバランスがくずれてしまうのです」

交感神経こうかんしんけい活発かっぱつになると頭痛ずつうなどのいたみをかんじやすくなり、ふく交感神経こうかんしんけい活発かっぱつになるとだるくなったりねむくなったりするということです。


歴史上れきしじょうのあのひとも『気象きしょうびょう』?

ところで「気象きしょうびょう」について調しらべていると、ネットじょうにはあの歴史上れきしじょう人物じんぶつ気象きしょうびょうなやまされていたというみがありました。

その人物じんぶつの1にん織田おだ信長のぶなが


織田おだ信長のぶなががわずか2000あまりのへいで2まん5000もの今川いまがわ義元よしもとぐんやぶった桶狭間おけはざまたたかいはあめなかだったということで、ネットじょうには「織田おだ信長のぶなが頭痛ずつうちで、いくさまえ頭痛ずつう天気てんき急変きゅうへんかん奇襲きしゅう仕掛しかけたのではないか」というみがありました。


また、邪馬台国やまたいこく女王じょおう卑弥呼ひみこについても「頭痛ずつうなどで気圧きあつ変化へんかだれよりもはや察知さっちできたからこれから低気圧ていきあつちかづくことがかりもうすぐあめることを予測よそくでき、人々ひとびとからあがめられたのではないか」というみもありました。

真偽しんぎのほどはかりませんが、気象きしょうびょう歴史れきしうごかしたかもとかんがえると、親近感しんきんかんさえわくかもとおもってしまうのはわたしだけでしょうか…


気象きしょうびょう』の対策たいさくは?

天気てんき変化へんか体調たいちょう左右さゆうされる「気象きしょうびょう」。どうすれば症状しょうじょうをやわらげることができるのでしょうか。

佐藤さとう医師いしは、「天気てんき気圧きあつ変化へんか自分じぶん症状しょうじょうがいつたのかを記録きろくしてみてください」とアドバイスします。

気圧きあつきゅうがるときに頭痛ずつうきやすいなどの傾向けいこうがつかめれば、天気てんき予報よほうから症状しょうじょうそうな予測よそくして大事だいじ予定よていはあらかじめ変更へんこうしておくなどの心構こころがまえができます。


気象庁きしょうちょうのホームページでは1時間じかんごとの気圧きあつ変化へんかることができます。また、6にちさきまでの気圧きあつ変化へんか予想よそうせんグラフで確認かくにんすることで頭痛ずつうなどにそなえようというアプリもあります。自分じぶん体調たいちょう変化へんか記録きろくできることからつきに40万人まんにん利用者りようしゃがいるそうです。


また、佐藤さとう医師いしによると「気象きしょうびょう」のひと内耳ないじ血流けつりゅうわる傾向けいこうがあるということで、くびのストレッチやみみ周辺しゅうへんをマッサージすることもおすすめだということです。


気象きしょうびょうきやすい時期じき

気象きしょうびょう」の症状しょうじょうやすい時期じきとしては低気圧ていきあつ定期的ていきてき通過つうかするはるあき、それに梅雨時つゆどき台風たいふう時期じきだということで、まさにこれからが注意ちゅうい必要ひつようになります。


この「気象きしょうびょう」、佐藤さとう医師いしによると日本にっぽんではられてきたのはここ10ねんほどだということで、「体調たいちょう不良ふりょうなやまされるが検査けんさしても原因げんいんからず『のせいだ』『さぼりだ』とわれる」といった不安ふあんなやみをかかえたひとおおいということです。

しかし記録きろくけてみてそれが「気象きしょうびょう」だとわかると、「天気てんきのせいとかんがえると気分きぶんらくになった」「体調たいちょう不良ふりょうとのつきあいかたがわかった」など安心あんしんこえかれるということです。

なんとなく体調たいちょうくずしやすい季節きせつわり。みなさんも自分じぶんからだってみてはいかがでしょうか。

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