ピョンチャンオリンピック、アイスホッケー女子じょし韓国かんこく北朝鮮きたちょうせん合同ごうどうチームは、7と8める順位じゅんい決定戦けっていせんでスウェーデンにやぶれ、最下位さいかい大会たいかいえましたが、会場かいじょうのファンから選手せんしゅたちにしみない拍手はくしゅおくられました。


ピョンチャンオリンピックのアイスホッケー女子じょしで、韓国かんこく北朝鮮きたちょうせん合同ごうどうチームは20にち、7と8める順位じゅんい決定戦けっていせんでスウェーデンと対戦たいせんし、大会たいかい最後さいご試合しあいのぞみました。

4000人以上にんいじょう観客かんきゃく見守みまもなか試合しあい先制せんせいゆるくるしい展開てんかいとなりましたが、すぐにゴールをうばかえして同点どうてんとすると、会場かいじょう大歓声だいかんせいつつまれました。

試合中しあいちゅうには、南北なんぼく選手せんしゅ言葉ことばわす場面ばめんもたびたびられるなど、課題かだいとされてきたチームワークの向上こうじょうんできたあともうかがえ、そのしいチャンスをつく場面ばめんもありました。しかし、追加点ついかてんうばうことはできず、試合しあい終盤しゅうばんには失点しってんかさね、1たい6でやぶれました。

オリンピックをつうじて、南北なんぼく融和ゆうわムードがげられるなか、その象徴しょうちょうとして結成けっせいされた、大会たいかい史上しじょうはじめての合同ごうどうチームは5せん全敗ぜんぱい最下位さいかい大会たいかいえましたが、試合後しあいご選手せんしゅたちがリンクの中央ちゅうおうあつまって、ごえをあげ、ファンたちにあいさつをすると、スタンドからは「わたしたちは1つだ」とおおきなコールがわきがり、しみない拍手はくしゅおくられました。


監督かんとく選手せんしゅたちのことをほこりにかんじている」

オリンピック最後さいご試合しあいえたあと、合同ごうどうチームをひきいたマレー監督かんとくは「いま気持きもちを表現ひょうげんするのはむずかしい。最後さいごのブザーがなったとき、これまでやってきたことが脳裏のうりによみがえってきた。試合しあいにはてなかったが、懸命けんめいにプレーしたし、ホストくにとして頑張がんばったとおもう。選手せんしゅたちのことをとてもほこりにかんじている」とはなしました。

試合後しあいごせたなみだ理由りゆうわれると「けてかなしかったからではなく、選手せんしゅほこらしくていた。これ以上いじょうにやれることはなかったし、後悔こうかいなにもない」とかえりました。

課題かだいとされてきたチームワークについては「大会たいかい直前ちょくぜん選手せんしゅくわわるのは大変たいへんだった。もっと時間じかんがあれば、もっとよくなったとおもうが、できることはやった。ともにごすなかで、チームワークはずいぶんとよくなったとおもう」と説明せつめいしました。

合同ごうどうチームとしての最後さいご試合しあいになったことについては「選手せんしゅたちのなかがよくなってきたので、わかれるのはつらい。きょうの試合しあいまえ選手せんしゅたちには、『政治家せいじかによって合同ごうどうチームはつくられることになったが、あなたたち選手せんしゅがこのチームを機能きのうさせているのだ』とつたえた。南北なんぼく双方そうほう選手せんしゅがすばらしかったので、チームとして1つになれた」と強調きょうちょうしました。

北朝鮮きたちょうせん選手せんしゅについてかれると「チームに合流ごうりゅうすることは大変たいへんだったとおもう。きた選手せんしゅたちは、これまでなかった競争きょうそうをチームにもらたし、一生懸命いっしょうけんめいんでくれた。まなんで、うまくなりたい気持きもちはみなみ選手せんしゅわりがない」とこたえました。

また、マレー監督かんとくは21にち南北なんぼく選手せんしゅ昼食ちゅうしょくをともにするなど、大会たいかいのこりの期間中きかんちゅう合同ごうどうチームの選手せんしゅたちが一緒いっしょ時間じかんごす計画けいかくがあることをあきらかにしました。


選手せんしゅかたちが

試合しあい出場しゅつじょうした北朝鮮きたちょうせんのファン・チュングム選手せんしゅは「みなみ選手せんしゅと1か月間げつかん練習れんしゅう生活せいかつをともにするなかで、同胞どうほうだとかんじた。言語げんご文化ぶんか一緒いっしょで、かおつきもている。統一とういつされたひとつの朝鮮ちょうせんなからしているかんじだった」とべて、韓国かんこく選手せんしゅたちとの練習れんしゅうなどに問題もんだいはなかったという見方みかたしめしました。

そのうえで「きたみなみのすべての応援団おうえんだんみなさんに感謝かんしゃする。応援おうえんするひとたちが『わたしたちはひとつだ』とさけんでいるのをいて感動かんどうした」とべて、北朝鮮きたちょうせん派遣はけんした応援団おうえんだんくわえ、朝鮮半島ちょうせんはんとうえがかれた「統一旗とういつき」をって応援おうえんした韓国かんこく人々ひとびとたいしても感謝かんしゃ気持きもちをべていました。

そして「また合同ごうどうチームとして試合しあいをする機会きかいがあれば、かなら出場しゅつじょうし、ほかのチームを圧倒あっとうして勝利しょうりしたい」とべ、ふたたび、合同ごうどうチームで試合しあいをすることに前向まえむきな姿勢しせいしめしました。

キャプテンをつとめた韓国かんこくのパク・ジョンア選手せんしゅは「試合しあい結果けっかには満足まんぞくできないが、わたしたちは最善さいぜんくした」として、かぎられた準備じゅんび期間きかん選手せんしゅたちが最大限さいだいげん努力どりょくをしたと強調きょうちょうしました。

その一方いっぽうで、つぎのオリンピックも合同ごうどうチームとして出場しゅつじょうしたいかという質問しつもんたいしては「それはわからない」とべるにとどめました。

また、きょうの試合しあい唯一ゆいいつ得点とくてんめた韓国かんこくのハン・スジン選手せんしゅは「北側きたがわ南側みなみがわというのではなく、試合しあいでは、たんひとつのチームだとかんがえていた。当初とうしょよりもチームワークはよくなったとおもう」と冷静れいせいかえりました。

一方いっぽうつぎのオリンピックに合同ごうどうチームとして出場しゅつじょうしたいかという質問しつもんたいしては「それはわたしたちには選択せんたくできないだろうからこたえられない」とべて明言めいげんけ、南北なんぼく合同ごうどうチームとしての今後こんご活動かつどうについて、韓国かんこく北朝鮮きたちょうせん選手せんしゅかたちがうことがうかがえました。


観客かんきゃくからは健闘けんとうをたたえるこえ

韓国かんこく北朝鮮きたちょうせんのアイスホッケー女子じょし合同ごうどうチームは、ピョンチャンオリンピックでの5せんすべてにやぶれましたが、観客かんきゃくからは、健闘けんとうをたたえるこえ相次あいつぎました。

このうち、ソウルからた60だい男性だんせいは「合同ごうどうチームが登場とうじょうしたときむねあつくなった。試合しあいにはやぶれたが感動かんどうした。南北なんぼくが1つになることができるという希望きぼうてた」とはなし、合同ごうどうチームの健闘けんとうをたたえました。
また、ソウル近郊きんこうのソンナム(城南じょうなん)からた、60だい男性だんせいは「合同ごうどうチームは準備じゅんび期間きかんみじかかったので未熟みじゅくてんはあるが、今後こんごはもっといい試合しあいができるとしんじている」とはなし、合同ごうどうチームが今後こんご結成けっせいされることに期待きたいしめしました。

一方いっぽうで、30だい男性だんせいは「南北なんぼくが1つになって競技きょうぎする姿すがたには感動かんどうしたが、一生懸命いっしょうけんめい努力どりょくした、韓国かんこく選手せんしゅたちが出場しゅつじょうできなかったことは残念ざんねんだった」とはなしていたほか、30だい女性じょせいも「合同ごうどうチームでなければ、韓国かんこくのチームの団結だんけつはもっとうまくいったとおもう」というこえもありました。


国際こくさいアイスホッケー連盟れんめい会長かいちょう南北なんぼく合同ごうどうチーム つづけたらいい」

アイスホッケー女子じょし韓国かんこく北朝鮮きたちょうせん合同ごうどうチームについて、国際こくさいアイスホッケー連盟れんめいのルネ・ファゼル会長かいちょうは、19にち記者会見きしゃかいけんで「南北なんぼく合同ごうどうチームをつづけるべきか検討けんとうしているが、わたしとしてはつづけたらいいとおもう」とべました。

そのうえで「2022ねん北京ぺきんオリンピックまで合同ごうどうチームを維持いじしたほうがいいとおもう。平和へいわのメッセージになるだろうし、わたしたちも努力どりょくする」とべて南北なんぼく合同ごうどうチームが継続けいぞくできる方法ほうほう模索もさくする意向いこうしめしました。

また、大会たいかい組織そしき委員会いいんかいのイ・ヒボム会長かいちょうも「スポーツは、政治せいじ分断ぶんだんえることができる。南北なんぼく選手せんしゅひとつのチームとして出場しゅつじょうしたことをほこりにおもうし、しん平和へいわ象徴しょうちょうだ」と評価ひょうかしました。

南北なんぼく合同ごうどうチームをめぐっては、IOC=国際こくさいオリンピック委員会いいんかいなかに、ノーベル平和賞へいわしょう候補こうほ推薦すいせんしようとびかけた委員いいんもいて、競技きょうぎ会場かいじょうはなれても、たか関心かんしんせられています。

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