将棋しょうぎ 藤井ふじい聡太そうた 五段ごだん中学生ちゅうがくせいはつ

2018ねん02がつ01にち 2353ふん NewsWebEasy
仮名がなレベル

中学生ちゅうがくせい将棋しょうぎ棋士きし藤井ふじい聡太そうた四段よだんが1にちおこなわれた「順位じゅんいせん」の対局たいきょくち、1つじょうくみへの昇級しょうきゅうめるとともに五段ごだん昇段しょうだんしました。中学生ちゅうがくせいのうちに五段ごだんになった将棋しょうぎ棋士きし藤井ふじいさんがはじめてです。

去年きょねん、デビューせんから29連勝れんしょうして将棋しょうぎ最多さいた連勝れんしょう記録きろくを30ねんぶりに更新こうしんした藤井ふじい聡太そうた四段よだんは、「名人めいじん」を頂点ちょうてんとする棋士きしのランクをめる「順位じゅんいせん」で、現在げんざいもっとしたのクラスの「C級しーきゅうくみ」に在籍ざいせきし、これまでに8しょうはいと、ただ一人ひとり全勝ぜんしょう維持いじしています。

藤井ふじいさんは1にち東京とうきょう将棋しょうぎ会館かいかんでその順位じゅんいせん対局たいきょくのぞみ、梶浦かじうら宏孝ひろたか四段よだんたたかいました。
午前ごぜん10はじまった対局たいきょく終盤しゅうばんはいって藤井ふじいさんが展開てんかいとなり、午後ごご11ふん梶浦かじうらさんが114までで投了とうりょうしました。
その結果けっか順位じゅんいせん成績せいせきを9せん全勝ぜんしょうとした藤井ふじいさんは、来月らいげつおこなわれる最終戦さいしゅうせんやぶれても「C級しーきゅうくみ」の1確定かくていし、このくみを1通過つうかして1つじょうの「C級しーきゅうくみ」への昇級しょうきゅうめるとともに、五段ごだん昇段しょうだんしました。

将棋しょうぎ棋士きし四段よだんからプロになり、藤井ふじいさんよりまえには、去年きょねん現役げんえき引退いんたいした加藤かとう一二三ひふみだんなど4にん中学生ちゅうがくせいでプロりをめていますが、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、中学生ちゅうがくせいのうちに五段ごだんになったのは藤井ふじいさんがはじめてです。

また15さい6かげつでの五段ごだん昇段しょうだんは、加藤かとうだんの15さい3かげつ年少ねんしょう記録きろくだということです。

昇級しょうきゅうたせてうれしい」

対局たいきょくのあと藤井ふじいしん五段ごだん深夜しんやおよんだ対局たいきょくについて「中盤ちゅうばんからはげしくむずかしい展開てんかいとなりましたが、最後さいごまでんでいけたのがよかったです」とかえりました。
そのうえで、順位じゅんいせん昇級しょうきゅう中学生ちゅうがくせい棋士きしとしてはじめて五段ごだん昇段しょうだんしたことについて「1年間ねんかん昇級しょうきゅう目指めざしてたたかってきたので、それがたせたことはうれしいです」とみじか言葉ことばよろこびをかたりました。
今月こんげつ17にちに「朝日杯あさひはい将棋しょうぎオープンおーぷんせん」の準決勝じゅんけっしょう羽生はぶ善治よしはる二冠にかん対局たいきょくし、決勝けっしょうにもって優勝ゆうしょうすれば六だん昇段しょうだんすることについては「非常ひじょうにすばらしい機会きかいたのでちからってのぞみたい」と意気込いきごみをかたりました。

加藤かとう一二三ひふみだん空前絶後くうぜんぜつご大記録だいきろく

将棋界しょうぎかい最初さいしょの「中学生ちゅうがくせい棋士きし」で、長年ながねんトップ棋士きしとして活躍かつやくしたあと去年きょねん現役げんえき引退いんたいした加藤かとう一二三ひふみだんは1にちよる、NHKのインタビューにおうじ「五段ごだん昇段しょうだんをおいわいするとともに、15さいというとしでおよそ60ものぼしげていることもふくめて空前絶後くうぜんぜつご大記録だいきろくです」と藤井ふじいさんの活躍かつやくをたたえました。
そのうえで「藤井ふじいさんは『秀才型しゅうさいがた天才てんさい』で、わたし考察こうさつでは、15さいでこれだけ将棋しょうぎ研究けんきゅうしていたのは藤井ふじいさんと羽生はぶさんの2にんくらいだとおもう。そういう意味いみでは藤井ふじいさんはすでに基礎きそ出来上できあがっているので、今後こんごもエンジン全開ぜんかいつための意欲いよくやして頑張がんばってもらいたい」とはなしました。
そして4ねん連続れんぞく昇段しょうだんめた自身じしん経験けいけんまえ「わたしのようにノンストップでだんがることを希望きぼうしているとおもいますが、順位じゅんいがればそれだけ強敵きょうてきぞろいになりますので、今後こんごもますますの精進しょうじん期待きたいしています」と笑顔えがおかたっていました。

藤井ふじいさん 4部門ぶもんでトップ

藤井ふじいさんは1にち対局たいきょくったことでデビュー通算つうさん成績せいせきを61しょう11はいとしました。
日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいがまとめている今年度こんねんど棋士きし成績せいせきランキングによりますと、藤井ふじいさんは31にち時点じてん対局数たいきょくすうは「61」、すうが「50」と、それぞれ2の「50」と「37」をおおきくはなしています。
勝率しょうりつは50しょう11はいで8わりふん連勝れんしょう記録きろくは「29」とそれぞれ1となり、4つの部門ぶもんでトップとなっています。

昇級しょうきゅう昇段しょうだん仕組しくみは

順位じゅんいせんには「A級えーきゅう」から「C級しーきゅうくみ」まで5つのランクがあり、プロりした棋士きしのほとんどは、まずはいちばんしたC級しーきゅうくみ在籍ざいせきして、ねん一度いちど昇級しょうきゅうをかけておなじクラスの棋士きしと10きょくたたかいます。

C級しーきゅうくみには現在げんざい50にん在籍ざいせきし、通算つうさん成績せいせきが3以内いないになった棋士きしが1つじょうC級しーきゅうくみ昇級しょうきゅうできます。
藤井ふじい四段よだんは1にちったことで、C級しーきゅうくみの1まり、このくみを1けることになりました。
藤井ふじいさんは1にち順位じゅんいせん成績せいせきを9しょうはいとして来月らいげつ最終戦さいしゅうせんのぞみますが、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、C級しーきゅうくみ全勝ぜんしょうして1けた棋士きし過去かこに5にんしかいないということで、藤井ふじいさんが10せん全勝ぜんしょうげるのか注目ちゅうもくされます。

一方いっぽう棋士きし段位だんいげるにはだんごとに条件じょうけんがあり、藤井ふじいさんは今回こんかい、「C級しーきゅうくみ昇級しょうきゅう」という条件じょうけんをクリアして五段ごだん昇段しょうだんしました。
日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、以前いぜん実際じっさい昇級しょうきゅうおなじ4がつにち昇段しょうだんすることになっていましたが、11年前ねんまえ規定きていわり、いまでは昇級しょうきゅうめると同時どうじ昇段しょうだんすることになります。

藤井ふじいさんは現在げんざいベスト4にすすんでいる「朝日杯あさひはい将棋しょうぎオープンおーぷんせん」で今月こんげつ17にち準決勝じゅんけっしょう決勝けっしょうけば、「ぜん棋士きし参加さんか棋戦きせん優勝ゆうしょう」という条件じょうけんたして一気いっきに六だんになります。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。