クローンのサルが誕生たんじょう 中国ちゅうごく研究けんきゅうグループ 今後こんご物議ぶつぎ

2018ねん01がつ25にち 1917ふん NewsWebEasy
仮名がなレベル

クローン技術ぎじゅつによって、まったおな遺伝子いでんしつサルをつくすことにはじめて成功せいこうしたと、中国ちゅうごく研究けんきゅうグループが発表はっぴょうしました。研究けんきゅうグループは、病気びょうき研究けんきゅう役立やくだつとしている一方いっぽう、クローン人間にんげんすことにもつながりかねないため、今後こんご議論ぎろんびそうです。

クローンのサルをつくったのは中国ちゅうごく科学院かがくいん上海しゃんはい研究けんきゅうグループで、24日付にちづけのアメリカの科学かがく雑誌ざっし「セル」に発表はっぴょうしました。

それによりますと、研究けんきゅうグループは、カニクイザルの胎児たいじ皮膚ひふ細胞さいぼうを、かくのぞいた卵子らんし細胞さいぼうなかれました。そして、あらゆる臓器ぞうき組織そしき変化へんかする状態じょうたいになるよううなが遺伝子いでんしなどをくわえたうえで、べつのメスのサルの子宮しきゅうれたところ、21とうのうち6とう妊娠にんしんし、およそ5か月後げつご健康けんこうなメス2とうまれたということです。

まれたサルの遺伝子いでんし皮膚ひふ細胞さいぼう提供ていきょうしたサルとまったおなじで、研究けんきゅうグループは、体細胞たいさいぼう使つかったクローン技術ぎじゅつ霊長類れいちょうるいつくることにはじめて成功せいこうしたとしています。

このクローン技術ぎじゅつは、1997ねんにイギリスで報告ほうこくされたクローンひつじ「ドリー」とおな技術ぎじゅつで、そのうしなど畜産業ちくさんぎょうでも使つかわれています。研究けんきゅうグループは、ヒトにちかいサルのクローンをつくることで、ヒトの細胞さいぼうやネズミなどの動物どうぶつ使つかった研究けんきゅうでは解明かいめいできていない病気びょうき仕組しくみの研究けんきゅうくすり開発かいはつかせるとしていて、具体的ぐたいてきには、アルツハイマーあるつはいまーびょうパーキンソンぱーきんそんびょうなどを再現さいげんして治療ちりょうにつなげたいとしています。

クローン人間にんげんつくることは各国かっこく禁止きんしされていますが、研究けんきゅうグループは「霊長類れいちょうるいのクローンをつくるための技術面ぎじゅつめんでのかべのぞかれた」とはなしていて、今後こんご議論ぎろんびそうです。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。