アメリカのケネディ元大統領の暗殺事件をめぐって、トランプ大統領は陰謀説を終わらせるためとして、CIA=中央情報局などの要請で公開を見送った機密文書についても、今後、生存している人の名前や住所を除いてすべて公開する意向を示しました。


1963年にケネディ元大統領が南部テキサス州ダラスで銃撃されて死亡した事件では、元海兵隊員のオズワルド容疑者が逮捕され、調査委員会は単独犯だとする結論を出しました。

しかし半世紀以上がたっても、キューバや旧ソビエト、それにCIAなどが関与したのではないかという陰謀説も絶えません。

この暗殺事件をめぐって、捜査資料など機密文書の大部分はすでに公開されていますが、今月26日、これまで非公開だった2891件が新たに公開されました。

ただ残る一部の文書については安全保障上の懸念などから、公開すべきでないとするCIAなどの要請を受け入れて、トランプ大統領の判断で公開が見送られ、180日の間に改めて公開の是非を検討することになりました。

これについてトランプ大統領は27日、ツイッターで、あらゆる陰謀説を終わらせるためとして、今後生存している人の名前や住所を除いてすべて公開する意向を示しました。

トランプ大統領としては、今回全面公開を見送ったとして批判もあったことから、透明性を確保する姿勢を強調したい考えです。