タイの国家元首として70年間にわたって在位し、去年亡くなったプミポン前国王の火葬の儀式が行われ、大勢の市民が最後の別れを惜しみました。


タイのプミポン前国王 火葬の儀式 大勢の市民が最後の別れ

去年10月に亡くなったタイのプミポン前国王の葬儀は、1年間の服喪期間を経て25日からはじまり、26日夜、火葬の儀式が、王宮前広場に作られた火葬施設で行われました。

この施設は、仏教の教えで、世界の中心にあるとされる巨大な山、須弥山をかたどった高さが50メートル以上ある建物で、9か月かけて建設されました。

儀式には、日本から秋篠宮ご夫妻が40か国以上の要人らとともに、参列されました。

前国王の遺体は、参列者による献花が終わったあとの26日午後10時ごろ、日本時間の27日午前零時ごろ、前国王の息子で後継者のワチラロンコン国王などが見守る中、だびに付されました。

70年間にわたって在位したタイのプミポン前国王は、異なる政治勢力どうしの対立をみずから収めるなど、国の安定の要として国民から絶大な尊敬を集めてきました。

火葬施設の周辺には、1日で15万人を超える市民が訪れ、夜になっても大勢がその場にとどまり、前国王との最後の別れを惜しんでいました。

葬儀は、今月29日まで続き、その後、ワチラロンコン国王の戴冠式(たいかんしき)を経て、タイでは、新たな体制が本格的に始まることになります。

イージー・ニュース

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