ダイヤモンドが反政府武装勢力の資金源となってきた西アフリカのシエラレオネで、ことし採掘された700カラットを超えるダイヤモンドの原石が、貧困地域の整備のために近くオークションにかけられることになり、「平和のダイヤモンド」と呼ばれて話題となっています。


ロイター通信によりますと、この原石はことし3月、シエラレオネ東部の鉱山で採掘権を持つ牧師が見つけ、貧困地域のために使ってほしいと政府に託しました。大きさは709カラットと世界で14番目とされています。

ことし5月にシエラレオネで行われたオークションでは日本円でおよそ9億円の値がつきましたが、政府が価値に見合わないとして販売を拒否し、12月にアメリカのニューヨークで開かれるオークションに出品されることになりました。

シエラレオネ政府は、落札額の半分以上を原石が見つかった貧困地域で、水や電気、学校を整備するために使うとしていることから、この原石は「平和のダイヤモンド」と呼ばれるようになり、オークションを前にこのほどイスラエルで公開されました。

シエラレオネ産のダイヤモンドは、今世紀初頭まで続いた内戦で反政府武装勢力が武器を購入する資金源としてきたことから「血塗られたダイヤモンド」と呼ばれた暗い過去があります。専門家の中には、5000万ドル(日本円で57億円)の価値があると見込む人もいて、この「平和のダイヤモンド」にいくらの値がつくのか話題となっています。


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おおきなダイヤモンドをまずしいひとのためにオークションに