インフルエンザ患者かんじゃぞう ワクチン不足ぶそくそなえも

2017年10月25日 14時20分

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インフルエンザの流行りゅうこうまえに、西日本にしにほん中心ちゅうしんにインフルエンザの患者かんじゃはじめていて、ことしはワクチンの製造量せいぞうりょう去年きょねん使用量しようりょう下回したまわ見通みとおしであることから、かく医療いりょう機関きかんではどもやお年寄としよりなどにたいして、接種せっしゅする時期じきをかかりつけの医師いしなどとはやめに相談そうだんするようびかけています。

国立こくりつ感染症かんせんしょう研究所けんきゅうじょによりますと、今月こんげつ15にちまでの1週間しゅうかん全国ぜんこくおよそ5000かしょ医療いりょう機関きかんから報告ほうこくけた医療いりょう機関きかんたりのインフルエンザの患者数かんじゃすうは、沖縄県おきなわけんで4.14にん夏場なつばからたか状態じょうたいつづいているほか、長崎県ながさきけんで0.50にん山口県やまぐちけんで0.35にんなどと西日本にしにほん中心ちゅうしんはじめていて、全国ぜんこく平均へいきんは0.17にんとなっています。

また、保育園ほいくえん幼稚園ようちえん、それに学校がっこう学級がっきゅう閉鎖へいさ先月せんげつにちから今月こんげつ15にちまでに、沖縄県おきなわけんで12、東京都とうきょうとで10、千葉県ちばけんで6となるなど全国ぜんこく学級がっきゅう閉鎖へいさは73となっています。

くにによりますと、いまシーズン、国内こくない製造せいぞうするインフルエンザワクチンはわせて2528まんぼんと、さくシーズンしーずん実際じっさい使用しようされたかずよりも114まんぼんすくなくなる見通みとおしで、ワクチンの供給きょうきゅう需要じゅよう下回したまわ時期じきがあると予測よそくされていることから、作業さぎょう一部いちぶ前倒まえだおしでおこなうなどして需要じゅよういつかない事態じたいける方針ほうしんです。

インフルエンザは例年れいねん来月末らいげつまつから全国的ぜんこくてき流行りゅうこうはじまるため、くに医療いりょう機関きかんたいし、13歳以上さいいじょうひとへは1かい接種せっしゅ徹底てっていすることや必要ひつよう以上いじょうのワクチンの発注はっちゅうをしないよう通知つうちしたほか、かく医療いりょう機関きかんではどもとお年寄としより、それに呼吸器こきゅうきなどに病気びょうきがあるひと中心ちゅうしんに、はやめにかかりつけの医師いし相談そうだんして接種せっしゅする時期じき相談そうだんするようびかけています。

どもへの2回目かいめ接種せっしゅあせらなくても大丈夫だいじょうぶ

東京とうきょう足立区あだちく和田わだ小児科医しょうにかいいんでは、インフルエンザワクチンの接種せっしゅについてのわせがさくシーズンしーずんよりおおくなっているということです。
このは、診療しんりょう時間じかんがはじまるとともにどもをれた母親ははおやなどが次々つぎつぎおとずれて、いやがるどもをなだめながらインフルエンザのワクチンを注射器ちゅうしゃきかた接種せっしゅしていました。

この医院いいんでは当面とうめん予約よやくされたワクチン接種せっしゅ希望きぼうたいしては不足ふそくすることはないということですが、発注はっちゅうしたりょうがすべて納品のうひんされていないため、希望きぼうするひとには必要性ひつようせいたかいかどうかをきいたうえで、緊急性きんきゅうせいたかくないひとには「ワクチンが十分じゅうぶん入荷にゅうかする時期じきまで接種せっしゅってほしい」とびかけています。

また13歳未満さいみまんどもは1かげつ以上いじょう間隔かんかくをあけて2かい接種せっしゅ必要ひつようとされていますが、保護者ほごしゃたいしては2回目かいめ接種せっしゅをワクチンの在庫ざいこがそろう12がつにしても、例年れいねん流行りゅうこうのピークにはうため必要ひつよう以上いじょう心配しんぱいする必要ひつようはないとしています。

和田わだ小児科医しょうにかいいん和田わだ紀之のりゆき院長いんちょうは「どもへの2かい接種せっしゅ間隔かんかくは4週間しゅうかんぴったりである必要ひつようはなく、それ以上いじょう期間きかんをあけても問題もんだいはない。また、高齢者こうれいしゃ免疫めんえき持続じぞく期間きかんわかひとくらべてみじかいとされているのであせってはや接種せっしゅするのではなく、流行りゅうこうがピークをむかえる1かげつほどまえ接種せっしゅするほうが効果こうかたかいとかんがえられる」とはなしています。そのうえで、「まんいちワクチンをもとめて複数ふくすう医療いりょう機関きかん重複じゅうふくして予約よやくをすると、ワクチンのかけの需要じゅよう実際じっさいよりもたかくなってしまい、結果的けっかてき必要ひつようひととどかなくなるおそれもあるので重複じゅうふくした予約よやく絶対ぜったいにせず、健康けんこう成人せいじんについてはいてワクチンの供給きょうきゅう安定あんていするのをってほしい」とびかけています。

ワクチン不足ぶそく製造せいぞう前倒まえだおしのうご

インフルエンザのワクチンは、インフルエンザの予防よぼう重症じゅうしょうふせぐためのもので、60歳以上さいいじょう一定いってい病気びょうきがあるひとと65歳以上さいいじょう高齢者こうれいしゃたいしては費用ひよう一部いちぶくに負担ふたんしてけることができるほか、そのほかのひと任意にんい接種せっしゅけることができます。また、免疫めんえき十分じゅうぶん発達はったつしていない生後せいご6かげつから13歳未満さいみまんどもにたいしては2かい接種せっしゅすることになっています。

ワクチンは、くにがさまざまなタイプのウイルスのなかから4つのタイプをめ、製薬せいやく会社がいしゃ混合こんごうしたものを製造せいぞうしますが、このうち1種類しゅるいのタイプのワクチンで十分じゅうぶんりょう製造せいぞうできないことがわかり、くにきゅうきょ、べつのタイプにえました。

このため製造せいぞうおくれ、製薬せいやく会社がいしゃしゃ製造せいぞうするインフルエンザワクチンの本数ほんすうはおよそ2528まんぼんと、まえのシーズンより製造せいぞうすうを265まんぼんすくなく、さくシーズンしーずん実際じっさい使用しようされたかずを114まんぼん下回したまわ予測よそくです。

厚生労働省こうせいろうどうしょう見通みとおしでは、来月らいげつにかけて出荷量しゅっかりょう徐々じょじょえますが、来月らいげつ下旬げじゅんから12がつ上旬じょうじゅんにかけて、供給きょうきゅう需要じゅよう下回したまわるという予測よそくがあることから、安全性あんぜんせい検査けんさ前倒まえだおしでおこなうなどして、需要じゅよう見合みありょう出荷しゅっかできるよう対策たいさくはじめているとしています。

厚生労働省こうせいろうどうしょう医療いりょう機関きかんたいし、13歳以上さいいじょう健康けんこうひとには1かい接種せっしゅ十分じゅうぶん効果こうかられることをらせて、2かい接種せっしゅをしないことや、必要ひつよう以上いじょうのワクチンの発注はっちゅうをしないよう通知つうちしたほか、かく医療いりょう機関きかんではどもとお年寄としより、それに呼吸器こきゅうきなどに病気びょうきがあるひと中心ちゅうしんはやめにかりつけの医師いし相談そうだんして接種せっしゅする時期じき相談そうだんするようびかけています。