ポルトガルで15日に発生した大規模な山火事は、隣国のスペインにも広がって、これまでに合わせて40人の死亡が確認され、死者はさらに増えるおそれも出ています。


ポルトガルの中部から北部の広い範囲で15日、大規模な山火事が発生し、丸1日以上が経過した16日夜の時点でも60か所以上で燃え続けています。

ポルトガル政府によりますと、これまでに生後1か月の赤ちゃんを含む36人が死亡、60人以上がけがをしたほか7人の行方がわかっていないということです。消防隊員3000人が消火活動にあたっていますが、火の手は収まっておらず、死者はさらに増えるおそれがあるということです。

ポルトガルのコスタ首相は16日、非常事態宣言を出して周辺各国に支援を要請しました。

また、山火事は隣国スペインの北西部にも拡大しているほか、同じ北西部で放火が原因とみられる別の山火事も発生し、これまでに4人が死亡、少なくとも8人がけがをし、死者の数は両国で合わせて40人に上っています。

現地からの映像では、森の中から炎が燃え上がる様子が確認でき、地元メディアは、このところ続いている高温や強風に加えて、乾燥した気候が影響したという見方を示しています。ポルトガルでは、ことし6月にも高温や強風が原因とみられる大規模な山火事があり、64人が死亡しています。

イージー・ニュース

ポルトガルでやま火事かじ となりのスペインにもひろがる