アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで起きた爆弾テロ事件は死者の数が300人を超え、5年前に正式な政府が発足してから最悪の被害となり、犠牲者の数はさらに増えると見られています。


ソマリアの首都モガディシオのホテルや政府機関などが集まる地区で14日に起きた爆弾テロ事件では、多くの人が倒壊した建物の下敷きになったと見られ、ロイター通信などは、地元の病院関係者の話としてこれまでに死者の数が300人を超えたほか、けが人が400人近くに上っていると伝えています。

また、現場では依然として多くの人が爆発により倒壊した建物の下敷きになっていると見られることから、犠牲者はさらに増えると見られるということです。

これは20年余り内戦が続いたソマリアで、5年前、国際社会の支援を受けて発足した現在の政府にとって、最悪のテロ被害だということです。

爆発のあと、モガディシオの病院だけではけが人の手当てが追いつかず、トルコがけが人を受け入れるため輸送機を派遣したほか、ケニアなどの周辺国も医療支援を申し出ています。

今回のテロ事件について犯行声明は出ていませんが、政府はソマリアを拠点にテロを繰り返しているイスラム過激派組織「アッシャバーブ」による犯行と断定し捜査しています。


米が非難声明 テロ組織打倒目指す

アフリカ東部ソマリアで起きた爆弾テロ事件を受けて、アメリカのホワイトハウスのサンダース報道官は16日、哀悼の意を示す声明を出しました。

死傷者の中にはアメリカ国民も含まれているということで、声明の中でサンダース報道官は、「罪のない男性や女性、そして子どもたちを狙った、分別のない大量殺りくだ」としてテロを強く非難しています。

そのうえでソマリア政府と協力して、テロ組織の打倒を目指す考えを強調しました。


エッフェル塔が照明消して哀悼

ソマリアの首都モガディシオで起きた爆弾テロ事件を受けて、フランスの首都パリにあるエッフェル塔では16日夜、塔のすべての照明を消して犠牲者に哀悼の意を示しました。

イージー・ニュース

ソマリア トラックが爆発ばくはつするテロで300人以上にんいじょうくなる