東京・中央区日本橋人形町で、全国各地でつくられたさまざまな種類の人形を展示・販売する「人形市」が5日から始まりました。


この催しは地名にちなんで人形町商店街協同組合が開いていて、商店街の大通りを挟んだ両側の歩道に55のブースが設けられ、全国の業者や愛好家がつくった和洋さまざなな人形や手作りのこけし、それに粘土細工などが展示・販売されています。

このうち昔懐かしいセルロイド製の人形を販売する店は、今も戦前からある金型を使って人形を手作りしているということで、さまざまな表情の人形に加え、着せ替え用の洋服も販売しています。

会場では粘土とアクリル絵の具で目元やしわ、それに口角まで精巧につくった指人形によるお笑い劇も披露され、指人形が酔っ払って千鳥足で歩いたり、踊りだしたりする様子に会場からは笑い声や拍手が起きていました。

このほか指人形が似顔絵を描くパフォーマンスも披露され、79歳の女性は「指人形さんに上手に描いてもらって、すてきなプレゼントになりました」と話していました。

人形町商店街協同組合の柴川賢理事長は「これだけさまざまな人形が一堂にそろう催しは珍しいので、ぜひ多くの人に来てほしいです」と話していました。

この催しは7日まで開かれています。


商店街の寺で7日に人形供養祭も

商店街の中にある大観音寺では、1年を通して人形供養を行っていますが、この時期は特に多くの人形が持ち込まれるということで、お堂にはすでにおよそ200の古くなった人形やぬいぐるみが並んでいます。最終日の7日には護摩をたいて人形を供養する「人形供養祭」が行われます。

大観音寺の関口真流住職は「人形には長年の思い出や人の感情などが深く込められているので、簡単には捨てられないのでしょう。大切な人形たちをしっかり供養します」と話していました。

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