日本からも大勢の観光客が訪れるインドネシアのバリ島ではおよそ50年ぶりに火山が噴火する可能性が高まっていて、避難した住民は7万5000人以上に上り、インドネシアのジョコ大統領は万全な態勢をとる考えを強調しました。


インドネシアのバリ島にあるアグン山ではこのところ火山性地震が増加しており、地元当局は今月22日に警戒レベルを最も高いレベル4に引き上げ、噴火口から半径9キロから12キロの区域を立ち入り禁止にしました。

当局などによりますと、その後もアグン山では火山性地震が観測されているほか、上昇したマグマによって山頂付近の水が温められて発生した水蒸気と見られる白煙も立ち上り、1963年に1000人以上の死者を出した噴火以来、およそ50年ぶりとなる噴火の可能性が高まっているということです。

これまでに避難した住民は7万5000人以上に上り、インドネシアのジョコ大統領は26日、現地の避難所を訪れて住民に支援物資を直接手渡したうえで「人々の安全を最優先する」と述べ、インドネシア政府として万全な態勢をとる考えを強調しました。

これまでのところバリ島の空港は通常どおり運用されていますが、バリ島のデンパサールにある日本総領事館は、現地に在住する日本人や滞在している観光客に対して情報を集め、安全を確保するよう呼びかけています。

イージー・ニュース

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