水銀汚染調査 25か国の女性 半数近くが基準超

2017年09月25日 20時16分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

水銀の汚染防止に取り組む国際NGOが東南アジアやアフリカなど25か国の女性の毛髪を調べたところ、半数近くから基準値を上回る水銀が検出され、NGOは健康に深刻な影響が出るおそれがあるとして、早急に対策を講じるよう求めています。

この調査は、水銀の汚染防止に取り組む国際NGO「IPEN」が、水銀による被害が広がっていると見られる東南アジアやアフリカを中心に去年までの2年間行ったもので、25か国の18歳から44歳の女性1044人の毛髪の中の水銀の濃度を調べました。

それによりますと、全体の42%の人から、アメリカの環境保護局が定めた脳や腎臓に影響を及ぼすおそれがあるとされる基準値を上回る水銀が検出されたということです。

特に、トンガやマーシャル諸島などの太平洋の島国では86%が基準値を上回り、調査を行ったNGOは、工場などから海に排出され、食物連鎖を通じて水銀の濃度が高くなった魚を食べる食生活が影響している可能性が高いとしています。

また全体の13%の人は、自身の健康についての基準値は下回ったものの、妊娠した場合、胎児の健康に影響が出るとされる基準値を上回りました。

NGOによりますと、水銀による被害について広い範囲で調査が行われたのは初めてだということで、各国に対して、健康に深刻な影響が出るおそれがあるとして早急に対策を講じるよう求めています。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。