一般のドライバーによる自家用車を使った有料の送迎サービスを展開するウーバーについて、イギリス・ロンドンの交通局は、利用者の安全を守る対策が十分でないとして、営業認可を更新しないことを決めました。これに対しウーバーは不服を申し立てるとしています。


アメリカのウーバーは、スマートフォンを使った配車サービスを世界各地で展開する最大手で、イギリスのロンドンでは2012年に営業認可を得て、自家用車を使って有料で送迎するドライバーがおよそ4万人います。

このサービスについて、ロンドン交通局は22日、今月末までとなっているウーバーの営業認可を更新しないことを決めたと発表しました。

その理由としてロンドン交通局は、利用者を犯罪や交通事故から守る安全対策が十分とられていないと指摘しています。

これに対して、ウーバー側は「ドライバーが仕事を失い、多くのロンドン市民から利便性を奪う」と反発し、不服を申し立てるとしています。

自家用車を使った有料の送迎サービスは「ライドシェア」と呼ばれ、世界各地で事業が行われており、日本ではいわゆる「白タク」行為として法律で禁じられていますが、規制を緩和してライドシェアを広げるべきだという議論も始まっています。