中国 スパイ容疑の日本人に逮捕許可か

中国メディアは、中国東北部・遼寧省でスパイ行為に関わった疑いがあるとして取り調べていた日本人について検察当局が18日にも逮捕を許可すると伝えました。この日本人はことし5月に拘束された日本人男性の可能性があり、外務省が確認を進めています。


中国遼寧省・大連の共産党の機関紙は18日、スパイ活動に関わった疑いがあるとして国家安全局が取り調べていた日本人について検察当局が18日にも逮捕を許可すると伝えました。
遼寧省ではことし5月下旬、60代の日本人の男性1人が拘束され、中国外務省は「国家の安全に危害を与えた疑いのある日本人を調べている」などと明らかにしていました。

大連の共産党の機関紙が伝えた日本人はこの男性の可能性がありますが、中国外務省の陸慷報道官は18日の記者会見で「関係部門が調査を行っている」などと述べるにとどまり、詳しいことは明らかにしていません。
日本の外務省は確認を進めています。

中国では3年前の2014年に反スパイ法が施行されて以降、日本人が拘束されるケースが相次ぎ、これまでにスパイ行為に関与した疑いなどで12人が拘束されています。
このうち4人はことし7月に解放されましたが、遼寧省の男性を含む8人は拘束が続いています。