全国初 救急車で医師を事故現場に派遣へ 名古屋

名古屋市は、交通事故で大けがをした人をいち早く治療し救命につなげようと、医師を救急車で現場に派遣する仕組みを来年度から導入する方針を固めました。市内全域でこうした取り組みが行われるのは全国で初めてだということです。


愛知県では、ことしに入って交通事故で死亡する人が全国で最も多い134人に上っていて、死者をいかに減らすかが課題になっています。

こうした中、名古屋市は、事故でけがをした人が車の中に閉じ込められたりして救出に時間がかかり、救急救命士が現場で処置をするのが難しいケースも多いことから、医師を迅速に現場に派遣する仕組みを導入する方針を固めました。

医師に拠点となる複数の医療機関で待機してもらい、けが人をすぐに病院へ運べないような事故が発生した際に、近くにいる救急車が医師と合流して現場へ向かうことを想定していて、いち早く治療し救命につなげるのが狙いです。

事故現場などへの医師の派遣は、「ドクターカー」と呼ばれる仕組みがありますが、病院の負担が大きいとして名古屋市では導入されておらず、市は複数の医療機関に協力を呼びかけ、来年度の早い時期から市内全域で対応できるようにしたい考えで、こうした取り組みは全国で初めてだということです。

イージー・ニュース

名古屋市なごやし おおきい交通こうつう事故じこ場合ばあい救急車きゅうきゅうしゃ医者いしゃおく