今月から始まっている北海道の胆振地方沿岸の秋サケの定置網漁で、これまでにないほど大量のブリが水揚げされ、漁業関係者からは戸惑いの声が出ています。


北海道の胆振地方沿岸の登別漁港では、11日午前5時に漁船2隻が沖合の定置網から港に戻り、水揚げを行いました。

しかし、これから最盛期を迎える秋サケの姿は少なく、その一方で大量のブリが揚がりました。

いぶり中央漁業協同組合によりますと、サケの水揚げ量は漁が始まった今月1日から11日までに15トンほどでしたが、ブリは130トンと去年1年間の15トンをはるかに上回っていて、過去にない水揚げ量だということです。

ブリは、もともと暖かい海流を好み、これまで北海道まで北上することはあまりありませんでしたが、近年、地球温暖化の影響などから北海道各地で水揚げ量が増えています。

漁業関係者からは、本来取れるべき取引価格の高い秋サケの水揚げが振るわず、価格の安いブリが揚がっていることに戸惑いの声が出ています。

漁業者の1人は「これから秋サケの時期なのにブリばかり取れて困っています。今後、サケの水揚げ量が元どおりになり、量が増えることを期待したい」と話していました。

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