中国の人民元 1年4か月ぶりの元高水準に

2017年09月11日 12時57分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

中国の通貨・人民元は、中国当局が発表する取り引きの目安となる値が、ドルに対して11日連続で引き上げられ、1年4か月ぶりに1ドル=6.4人民元台の元高水準となりました。

人民元の相場について、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は、前の営業日の為替レートなどを参考に、1日の取り引きの目安となる基準値を発表しています。

11日朝に発表されたドルに対する基準値は先週末・今月8日よりも0.05%引き上げられて、1ドル=6.4997人民元となりました。

基準値の引き上げは11日連続で、去年5月以来、およそ1年4か月ぶりに6.4元台となる元高水準となりました。人民元はおととし8月の大幅な切り下げ以降、値下がり傾向が続いていました。

しかし、ことしに入って6月までのGDP=国内総生産が政府の目標を上回るなど、経済運営が堅調に進んできたことや、当局が5月に人民元の基準値を設定するルールを見直したことをきっかけに、元高に転じていました。

さらに北朝鮮情勢の悪化などを背景にこのところドルを売る動きが強まったことなどが元高を加速させています。市場関係者は「中国経済は比較的安定した状況が続いており、現在の相場は元高というよりもドル安という側面が強い」と話しています。

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