東日本大震災の津波で全壊し、6年半を経て再建された宮城県南三陸町の新しい役場庁舎で4日から業務が始まり、朝から住民が手続きなどで窓口を訪れています。


宮城県南三陸町は震災の津波に襲われて役場の本庁舎や隣接する防災対策庁舎が全壊し、防災対策庁舎では情報収集などに当たっていた職員ら43人が犠牲になったとされています。

町は先週まで仮設庁舎で業務を続けてきましたが、以前の場所からおよそ1.5キロ離れた高台に新たな庁舎が完成し、4日から業務が始まりました。

新しい庁舎では4日朝、職員たちが次々と出勤し、窓口業務が始まる直前まで住民票のシステムのチェックなどに追われました。午前8時すぎ、業務が始まると住民が訪れて手続きを進めていました。

新しい庁舎は3階建てで震度7の揺れにも耐えられるよう設計されたほか、自家発電の装置や災害時の拠点になる「災害対策室」などが備えられています。

訪れた住民の女性は「震災前の役場は低地の川沿いにあったので津波に襲われてしまいましたが、ここは頑丈なつくりで高台に建っているので避難もできて安心です」と話していました。
また職員の男性は「震災から6年半がたってやっとこの日が来たという思いです。復興に向けてより頑張って皆さんが利用しやすい役場にしていきたい」と話していました。

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