マグサイサイ賞に上智大教授 アンコール遺跡群修復に尽力

アジアの平和や発展に尽くした個人や団体をたたえ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるマグサイサイ賞の授賞式がフィリピンで開かれ、カンボジアで内戦や虐殺の歴史を乗り越えて世界遺産「アンコール遺跡群」の修復や保全などに尽力した、上智大学の石澤良昭教授に賞が贈られました。


フィリピンの財団が主催するマグサイサイ賞は、毎年、アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれています。

ことし日本からは、カンボジアにある世界遺産「アンコール遺跡群」研究の第一人者である上智大学の石澤良昭教授(79)が選ばれ、31日、首都マニラで授賞式が開かれました。

石澤教授は、1970年代のポル・ポト政権下での大量虐殺や内戦の時代を含むおよそ半世紀にわたり「アンコール遺跡群」を研究し、修復や保全にも当たりました。
また、遺跡を守り継いでいくため、現地で人材育成にも力を尽くし、こうした活動がカンボジアの文化の復興に大きく貢献したと評価されました。

授賞式のあと、石澤教授は「カンボジアの人たちとやってきたことが評価され非常にうれしい。アンコールワットに込められたメッセージを、これからも広く社会に伝えていきたい」と話していました。

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アンコールあんこーる遺跡いせきまもった日本にっぽん教授きょうじゅに「マグサイサイしょう