今月、車が歩行者を次々とはねるテロ事件が起きたスペインで、熟したトマトを投げ合う伝統の祭りが厳しい警戒態勢が敷かれる中、行われました。


「ラ・トマティーナ」と呼ばれるこの伝統のお祭りは、スペイン東部の町、ブニョールで30日に行われ、地元の人や観光客など2万人を超える人が参加しました。

スペインでは、今月17日にバルセロナなどで車が人混みに突っ込み、歩行者を次々とはねるなどして合わせて16人が死亡したテロ事件が発生していて、会場周辺では、例年よりも厳しい警戒態勢が敷かれました。

会場には銃を手にした警察官の姿が多く見られたほか、会場の入り口では参加者のセキュリティーチェックも行われていました。

それでもお祭りが始まると、ものものしい雰囲気は一変し、通りを埋め尽くした参加者たちが熟したトマトを一斉に投げ合い、会場は大きな歓声に包まれました。用意されたトマトはおよそ160トンで、参加者たちは全身を赤く染めながら、思い思いに楽しんでしました。

インドから来たという観光客の男性は、「この祭りのためにスペインに来ました。とても楽しいです」と話していました。またニューヨークから来たという男性は、「バルセロナの事件は本当にひどいことですが、会場の警備はこれまでより厳しいし、私は十分安全だと思っています」と話していました。

イージー・ニュース

スペイン 今年ことしもトマトをげるおまつりをたのしむ