いじめ対応たいおう学校がっこう弁護士べんごし派遣はけん文科省もんかしょう

2017年08月24日 04時33分

※1 8

全国ぜんこく学校がっこうでいじめの調査ちょうさ対応たいおうをめぐり学校がっこう保護者ほごしゃとのあいだでトラブルになるケースが増加ぞうかしていることをけて、文部科学省もんぶかがくしょう来年度らいねんど全国ぜんこく10かしょ学校がっこう弁護士べんごし派遣はけんするみをはじめる方針ほうしんめました。

しょう中学校ちゅうがっこう高校こうこうでは、4年前ねんまえ施行しこうされた「いじめ防止ぼうし対策たいさく推進すいしんほう」により深刻しんこくないじめについては学校がっこうによる適切てきせつ初動しょどう調査ちょうさもとめられていますが、その対応たいおうなどをめぐり、保護者ほごしゃとのあいだでトラブルになるケースが増加ぞうかし、裁判さいばんいたったものもこの5年間ねんかんすくなくとも20けん以上いじょう確認かくにんされています。

文部科学省もんぶかがくしょうはいじめの調査ちょうさおこなとき学校がっこうもとめにおうじて弁護士べんごし派遣はけんしてもらい、教員きょういん保護者ほごしゃ法的ほうてき相談そうだんったり、アドバイスしたりする「スクールロイヤー」という制度せいど来年度らいねんどからはじめる方針ほうしんめました。

同様どうよう制度せいどはすでに大阪府おおさかふ平成へいせい25年度ねんどから独自どくじ実施じっしし、大阪おおさか弁護士会べんごしかい所属しょぞくするわせて9にん弁護士べんごし府内ふないしょう中学校ちゅうがっこうわせておよそ900こう相談そうだんけています。によりますと、これまでに500けんちかくの相談そうだんせられ、対応たいおうしてきたということです。

大阪府おおさかふのスクールロイヤーとして活動かつどうし、これまでに70けん以上いじょう問題もんだい対応たいおうしてきた峯本みねもと耕治こうじ弁護士べんごしは「いじめ問題もんだい対応たいおうでは、学校がっこうが『どこまで、なにをするか』ということで、なやむケースがおおく、その判断はんだん学校がっこうだけではむずかしい。そのため、教育的きょういくてき視点してんだけでなく、スクールロイヤーが法的ほうてき視点してんでサポートすることが、支援しえんにつながり、最終的さいしゅうてきにはどもたちの最善さいぜん利益りえきまもることにつながる」とはなしています。そのうえで、スクールロイヤーの制度せいど全国ぜんこく導入どうにゅうされることについて「おおくの問題もんだい対応たいおうするためには早急さっきゅう態勢たいせいづくりが必要ひつようで、スクールロイヤーとなる弁護士べんごし教育きょういく福祉ふくしなどの視点してんまななお必要ひつようがある」と指摘してきしています。

文部科学省もんぶかがくしょう来年度らいねんどからこの制度せいど全国ぜんこく10かしょはじめるため、概算がいさん要求ようきゅうにおよそ5300万円まんえん計上けいじょうすることにしています。