スペインテロ イスラムいすらむきょう指導者しどうしゃ過激かげき思想しそうまれたか

2017年08月20日 19時24分

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スペインのバルセロナなどでわせて14にん死亡しぼうした一連いちれんのテロ事件じけんで、地元じもとのメディアは、きたアフリカのモロッコ国籍こくせき若者わかものらのグループが近隣きんりんイスラムいすらむきょう指導者しどうしゃから過激かげき思想しそうまれ犯行はんこうおよんだ可能性かのうせいがあるとつたえていて、警察けいさつは、関係先かんけいさき捜索そうさくするとともに、依然いぜん逃走とうそうしている実行犯じっこうはんおとこ行方ゆくえっています。

スペインでは、17にち、バルセロナと近郊きんこうまちカンブリスで、くるま歩行者ほこうしゃ次々つぎつぎとはねるテロ事件じけん相次あいつぎ、わせて14にん死亡しぼう、120にんあまりがけがをし、警察けいさつは、おなじグループによる犯行はんこうています。

一連いちれん事件じけん前日ぜんじつには、バルセロナからおよそ200キロはなれたまち住宅じゅうたく爆発ばくはつがあり、警察けいさつは、犯行はんこうグループが爆弾ばくだんテロを計画けいかくしていたものの爆発物ばくはつぶつあやまって爆発ばくはつさせてしまい、くるま使つかったテロを強行きょうこうしたものとています。

地元じもとメディアは、捜査そうさ関係者かんけいしゃはなしとして、犯行はんこうグループは、バルセロナ近郊きんこうのリポイというまちらすモロッコ国籍こくせき若者わかものら12にんで、地元じもとむ40歳前後さいぜんごイスラムいすらむきょう指導者しどうしゃから過激かげき思想しそうまれ犯行はんこうおよんだ可能性かのうせいがあるとつたえています。

事件じけんのあとこの指導者しどうしゃ行方ゆくえは、わかっていませんが、爆発ばくはつきた現場げんばつかった遺体いたいのうちの1にんである可能性かのうせいもあるということです。

警察けいさつは、関係先かんけいさき捜索そうさくして一連いちれん事件じけん背景はいけいくわしく調しらべるとともに、依然いぜん逃走とうそうしている実行犯じっこうはんおとこにん行方ゆくえっています。

一連いちれん事件じけんをめぐっては、過激派かげきは組織そしきIS=イスラミックステートが、関与かんよ主張しゅちょうする声明せいめいしていますが、これまでのところ関係かんけいあきらかにされていません。

べい男性だんせい 結婚けっこん周年しゅうねん記念きねん旅行りょこう犠牲ぎせい

アメリカのメディアによりますとバルセロナでのテロ事件じけん犠牲者ぎせいしゃのうち、アメリカあめりかじん男性だんせい、ジャレッド・タッカーさんは、つまのハイディさんと、結婚けっこん周年しゅうねん記念きねんとしてヨーロッパを旅行中りょこうちゅうで、フランスのパリやイタリアのベネチアをおとずれたあとたび最後さいご友人ゆうじんんでいるバルセロナをおとずれていたということです。

アメリカのNBCテレビがインターネットに掲載けいさいした写真しゃしんには、ジャレッドさんとハイディさんがなかよくかおい、笑顔えがおうつっています。

この写真しゃしんは、事件じけんきる1時間じかんほどまえ現場げんばちかくのカフェで撮影さつえいされたものだということです。

そのおっとのジャレッドさんがトイレにくとってハイディさんのもとをはなれた1ふんほどあとに事件じけんきました。

ハイディさんは、現場げんば周辺しゅうへんおっとさがしましたが、つけることはできず、インターネットじょう掲載けいさいされた写真しゃしんなかにケガをしたジャレッドさんがうつっていることに気付きづき、おっと事件じけんまれたことをったということです。

ハイディさんは「写真しゃしんでは、だれかがかれっていたのできているのではないかというかすかなのぞみをいだいていました。わたしにとって最愛さいあいひとでした。かれとなりにいないまま目覚めざめることも、かれなしでテレビをることもかんがえられません。日常にちじょう生活せいかつのすべてがむなしいものとなるでしょう」とはなしていました。

サグラダ・ファミリア教会きょうかいでミサ

テロ事件じけんけてバルセロナでは20にち最大さいだいのシンボルのサグラダ・ファミリア教会きょうかいでミサがおこなわれ、国王こくおうのフェリペ6せいおおくの市民しみん参列さんれつして犠牲者ぎせいしゃ追悼ついとうしました。

追悼ついとうのミサは、現地げんち時間じかんの20日午前にちごぜん10日本にっぽん時間じかんの20日午後にちごご)から、世界的せかいてき建築家けんちくか、アントニオ・ガウディの作品さくひんで、ユネスコの世界せかい遺産いさんにも登録とうろくされているバルセロナのサグラダ・ファミリア教会きょうかいおこなわれました。

ミサには国王こくおうのフェリペ6せいやラホイ首相しゅしょう、そしておおくの市民しみん観光客かんこうきゃく参列さんれつし、パイプオルガンの演奏えんそうで、参列者さんれつしゃ犠牲者ぎせいしゃいた聖歌せいかうたいました。

テロ事件じけんにはおおくの外国人がいこくじん観光客かんこうきゃくまれたことから、各国かっこくからの参列者さんれつしゃ姿すがたられ、2にんくなったポルトガルからは、大統領だいとうりょう出席しゅっせきしていのりをささげていました。

ミサに参列さんれつした男性だんせいは「くなったひととの連帯れんたいしめすためにました。テロをおそれないという姿勢しせいしめしたいです」とはなしていました。

また夫婦ふうふおとずれた女性じょせいは、テロ事件じけんについて「とてもかなしい気持きもちです。社会しゃかいがおかしくなっているがします。平和へいわあいちた世界せかいになるようにいのりました」とはなしていました。