北朝鮮 ICBM開発で旧ソビエト製ロケットエンジン入手か

2017年08月15日 10時49分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

北朝鮮が開発を進めるICBM=大陸間弾道ミサイルについて、アメリカの専門家はこの2年間に闇市場を通じて旧ソビエト製の強力なロケットエンジンの入手に成功した結果、技術を急速に進展させた可能性があるとする分析結果を明らかにしました。

アメリカのロケット技術の専門家で、IISS=国際戦略研究所のマイケル・エルマン氏は14日、北朝鮮のICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星14型」や新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」について、発射映像などに基づく最新の分析結果を発表しました。

それによりますと、これらのミサイルには旧ソビエト製のロケットエンジンの改良型が使われている可能性が高いということです。このエンジンは旧ソビエトのICBMなどにも使用された液体燃料式で、北朝鮮では去年9月ごろから発射実験などで使われるようになったとしています。

また、このエンジンを製造していた旧ソビエトのウクライナの工場が去年、財政難に陥っていたほか、過去に北朝鮮がこの工場からミサイル技術を得ようとした形跡が見られることから、この2年間に闇市場を通じて旧ソビエト製の強力なロケットエンジンの入手に成功した結果、ICBMの技術を急速に進展させた可能性があると指摘しています。

ただ、エルマン氏は北朝鮮がICBMの技術を確立するためには追加の発射実験が必要だとしていて、アメリカなどは北朝鮮がこれ以上発射を繰り返さないよう取り組むべきだと強調しています。

ウクライナ「ロシアによる情報操作」

北朝鮮がウクライナの工場から闇市場を通じて、旧ソビエト製のロケットエンジンを入手した可能性があると、アメリカの専門家が指摘したことについて、ウクライナ国家安全保障・国防会議のトゥルチノフ書記は14日、声明を発表し、「根拠がない情報だ。ウクライナはいかなるミサイル技術も北朝鮮に提供したことはない」と否定しました。

そのうえで、トゥルチノフ書記は「ロシアの特務機関が北朝鮮の核・ミサイル開発へのみずからの関与を隠すために仕掛けた、反ウクライナのキャンペーンだ」として、ウクライナと対立を続けるロシアによる情報操作の疑いがあるという見方を示しました。

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