東京五輪・パラに向け暑さ対策の実験

暑さ対策が課題となる東京オリンピック・パラリンピックに向け、木陰と人工の霧を組み合わせて体感温度を下げようという実験が東京・臨海部で行われていて、7日、その効果について障害者への聞き取りが行われました。


真夏の開催によって暑さ対策が課題となる3年後の東京大会に向け、東京都農林総合研究センターと群馬大学は、観客などの体感温度を下げようと、木陰と人工の霧を組み合わせた移動式のベンチを作り、東京・臨海部で実証実験を行っています。

ベンチは1メートル70センチほどの高さから人工の霧が吹き出す仕組みで、7日は、車いすを使っている障害者およそ10人を現地に招いて効果について聞き取りました。

この中では、より体感温度を下げやすいよう霧の噴出口を下げて顔に直接当たるように改善してほしいといった声や、障害者が利用しやすいよう専用のスペースを確保してほしいといった意見が出されました。

港区に住む車いすの男性は「熱中症をなくそうという狙いはすばらしいので、実用化に向けて改良を重ねてほしい」と話していました。

聞き取りを行った群馬大学大学院理工学府の天谷賢児教授は「指摘や知恵をいただいたので、3年後に向けて検討を急ぎたい」と話しています。

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あつなつ東京とうきょうオリンピック きりすずしくなるベンチの研究けんきゅう