国の天然記念物「奈良のシカ」初の捕獲開始

2017年08月01日 05時22分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

奈良市内に生息する鹿は「奈良のシカ」として国の天然記念物に指定されていますが、奈良県は農作物への被害を減らすため、7月31日から市の郊外に限って捕獲を始めました。

「奈良のシカ」が捕獲されるのは昭和32年に天然記念物に指定されて以来、初めてです。

奈良公園周辺など奈良市内に生息する鹿は「奈良のシカ」として昭和32年に国の天然記念物に指定され、保護されてきましたが、頭数が増えた結果、郊外を中心に畑の農作物を食い荒らす被害が増加し、問題となっています。

このため県は、大学教授などによる有識者会議を設置して対策の検討を進め、奈良公園の周辺では保護を継続する一方、奈良市の郊外では一部の鹿を捕獲することを決め、国から許可を得ました。

これについて県は7月31日、奈良市郊外で特に被害の多い6か所に箱形のわなを仕掛け、捕獲を始めたことを明らかにしました。

「奈良のシカ」が捕獲されるのは天然記念物に指定されて以来、初めてで、今年度は120頭を上限に捕獲する計画だということです。

鹿の管理を担当する奈良県奈良公園室は、「奈良公園は鹿と共存する世界でもまれな地域であり、今後も守っていきたい。ただ、郊外では捕獲は農家が長年、願っていたことであり、やむをえない」としています。

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