パナソニック ドライバーの眠気予測・抑制技術を発表

2017年07月27日 15時29分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

自動車に関する事業を強化している大手電機メーカーのパナソニックは、カメラやセンサーを使ってドライバーの眠気を予測し、エアコンの強さなどを調整して眠気を抑制する新たな技術を発表しました。

これはパナソニックが27日、大阪市内で開いた記者会見で発表したものです。

それによりますと、新たに開発した技術では、自動車の運転席に取り付けたカメラでドライバーの目の開き方やまばたきのスピード、それに表情などを計測して現在の眠気を検知します。
そして、現在の眠気に加えて、センサーで検知した車内の明るさや、赤外線カメラで検知したドライバーの体の表面からの放熱量のデータをもとに、15分後など今後の眠気を予測します。

眠気のレベルは5段階で表示され、AI=人工知能を使って推定するとしています。
そのうえで、現時点ですでに眠気が検知された場合、音声を使って休憩するよう呼びかけるほか、15分後など、今後、眠気が出ると予測される場合には、車内のエアコンを強めて温度を下げたり、スピーカーから流れる音楽の音量を大きくしたりして眠気を抑制するほか、運転席のモニターに休憩場所の案内を表示します。

パナソニックでこの技術の開発責任者を務める楠亀弘一課長は、「顧客の要望に応じてことし10月から試作機を提供し、居眠り運転を防止することで交通事故を減らしたい。自動車向けに加えてオフィス、学校、塾など、眠くならずに勉強したり仕事したりすることが必要な空間づくりにも貢献したい」と話していました。

パナソニックは、成長が見込まれる自動車に関する事業の売り上げを、昨年度の1兆3000億円から、4年後の2021年度には2兆5000億円に拡大させ、自動車部品メーカーとして世界でトップ10入りを目指したいという目標を明らかにしています。

警察庁によりますと、居眠り運転による交通事故は、去年1年間に1694件あり、このうち、死亡事故は98件だったということです。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。