アルプスの氷河から2人の遺体 75年前に不明の夫婦か

スイス南西部のアルプス山脈で溶けて後退した氷河の中から2人の遺体が見つかり、地元メディアは75年前に行方不明になった夫婦と見られると伝えています。


スイスのメディアによりますと、スイス南西部の標高2615メートルのアルプス山脈で今月13日、溶けて後退した氷河の中で寄り添うように並んでいた2人の遺体をスキーリゾートの従業員が見つけました。

遺体のそばには身元を特定する荷物などがあったことから、75年前の1942年に、およそ30キロ離れた町から放牧していた家畜の世話に出かけたまま行方不明になっていた当時40歳の夫と当時37歳の妻の2人と見られています。遺体の状態はよく、2人は誤って氷河の割れ目に落ちて亡くなったと見られるということです。

地元メディアの取材に対し、79歳の娘は「行方がわからなくなった両親のことをこれまでずっと思っていた。これでようやく弔うことができる」と話しています。

アルプス山脈では猛暑などの影響で氷河が溶けて後退が続いていて、地元メディアは、今後もこうした行方不明者の発見が相次ぐ可能性があるとの見方を伝えています。

イージー・ニュース

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