飛鳥寺での約60年前の出土 真珠と確認 国内最古

2017年07月03日 20時15分 NewsWebEasy
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日本最古の本格的な寺、奈良県明日香村の「飛鳥寺」で、およそ60年前に行われた発掘調査で真珠が出土したことが、奈良文化財研究所の最新の分析で確認されました。国内の寺で出土した真珠としては最も古いということです。

確認された真珠は、6世紀末に建立された日本最古の本格的な寺、奈良県明日香村の「飛鳥寺」の境内で、およそ60年前、塔の跡の発掘調査が行われた際に出土しました。

直径1.5ミリから2ミリほどの大きさで14個あり、真ん中には小さな穴が開けられています。ガラス玉や武具などとともに出土しましたが、傷みが激しく、これまで材質はわかっていませんでした。

そこで、奈良文化財研究所の田村朋美研究員などがX線を使うなど、最新の方法で分析した結果、主な成分が炭酸カルシウムで何層も重なってできていることなどがわかり、真珠と確認されたということです。

真珠は仏教の世界では七つの宝、「七宝」の1つとされ、金や銀と並ぶ貴重なものとして珍重されてきましたが、国内の寺で見つかった埋納品としては最も古いということです。

田村研究員は「飛鳥寺からは古墳に埋葬していた武具が見つかるなどしていて、古墳時代の影響を強く受けていると見られる。初期の日本の仏教文化を考えるうえで貴重な資料だ」と話しています。

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