トランプ大統領 CNN倒す動画投稿 メディアとの対立激しく

2017年07月03日 07時51分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

アメリカのトランプ大統領は、CNNテレビを「詐欺ニュース」と批判して、顔にCNNのロゴマークが合成された人を自身が倒す動画をツイッターに投稿し、CNNテレビは記者への暴力を助長していると非難するなど大統領とメディアの対立が一段と激しくなっています。

トランプ大統領は2日、自身のツイッターでCNNテレビを「詐欺ニュース」と批判しました。そのうえで顔にCNNのロゴマークが合成された人を自身が倒して押さえ込む動画を投稿しました。

この動画を誰が作ったのかは定かでありませんが、トランプ大統領が大統領就任前に、プロレスのリングサイドに登場した際の映像を加工したものと見られています。

これに対してCNNテレビは声明を出し「アメリカの大統領が記者への暴力を助長しているのは悲しいことだ」と非難しました。そのうえで「トランプ大統領は外国訪問の準備や北朝鮮への対応などをせずに子どもじみたふるまいをしている。われわれは自分たちの仕事を続ける。大統領も仕事をするべきだ」と指摘しました。

トランプ大統領は、CNNテレビが大統領の関係者とロシアとのつながりを議会が調査していると伝えた記事を撤回したことを受けて、攻勢を強めているほか、ツイッターで別のテレビ局の女性キャスターを侮辱するなど自身に批判的なメディアへの攻撃をエスカレートさせていて、双方の対立が一段と激しくなっています。

国内外から批判

アメリカのトランプ大統領が、CNNテレビのロゴマークが顔に合成された人を倒す動画をツイッターに投稿したことについて、国内外から批判の声が上がっています。

アメリカの非営利団体、「報道の自由のための記者委員会」は2日、声明を発表し、「大統領がジャーナリストを暴力で脅すことを非難する」としたうえで、「報道の自由は民主主義の礎で、大統領がメディアを攻撃するのは、人々を攻撃するのと同じだ」と指摘しました。

また、イギリスの公共放送BBCは「数多くのジャーナリストのグループがCNNテレビを支援している。右派のコメンテーターでさえ、今回はトランプ大統領が一線を越えてしまったと考えている」と伝えています。

このほか、ドイツの有力誌シュピーゲルも、「暴力を賛美するような動画だ」と批判したうえで、トランプ大統領とCNNテレビとの対立が今後さらに過熱する可能性もあると伝えています。

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