20世紀を代表するスペインの芸術家、サルバドール・ダリの娘だと主張する女性が親子関係の確認を求めている裁判で、マドリードの裁判所は26日、DNA鑑定を行うためにダリの遺体を掘り起こすよう命じました。


サルバドール・ダリは、20世紀の芸術運動「シュールレアリスム」を代表するスペインの世界的な芸術家で、数多くの独創的な作品を生み出し、1989年に死去しました。

裁判を起こしたのは「自分はダリの娘だ」と主張する61歳のスペイン人の女性で、自分はダリと1950年代にダリの家政婦として働いていた母親との間に生まれたとしています。

この女性がダリとの親子関係の確認を求めて起こした裁判で、スペインの首都マドリードの裁判所は26日、DNA鑑定を行うためには遺体からサンプルを採取するほかに手段がないとして、ダリの故郷であるスペイン北東部フィゲラスの美術館に埋葬されているダリの遺体を掘り起こすよう命じました。

現地メディアによりますと、ダリには血縁関係が確認された子どもがおらず、ダリの遺産は美術館の運営などを行っている財団によって管理されています。

この女性が血縁関係のある子どもだと認められれば、ばく大な遺産の一部を相続する権利が発生する可能性があるということで、裁判所の命令を受けて、財団は近く上訴する考えを明らかにしています。

イージー・ニュース

画家がかのダリのからだはかからすように裁判所さいばんしょ命令めいれい