歴代最多に並ぶ28連勝の藤井四段 次は10代対決

2017年06月22日 05時17分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

21日、将棋の連勝記録を歴代最多に並ぶ「28」に伸ばした中学3年生の藤井聡太四段は、今月26日に次の対局に臨みます。対局は10代の棋士どうしの戦いとなり、藤井四段は勝てば連勝記録を30年ぶりに更新し、歴代単独1位となります。

藤井聡太四段は、去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となったあと公式戦で一度も負けることなく勝ち続け、21日は大阪で澤田真吾六段との対局に臨みました。藤井四段は序盤、澤田六段に攻め込まれましたが、うまく防いで攻めに転じ、7時間近くにわたる対局を制しました。

これで藤井四段の連勝記録は「28」になり、30年前の昭和62年に神谷広志八段が達成した最多連勝記録に並びました。

藤井四段の次の対局は、今月26日に東京で行われる竜王戦の挑戦者を決める「決勝トーナメント」の初戦で、相手は藤井四段と同じように予選を勝ち抜いた増田康宏四段(19)です。

増田四段は3年前に16歳でプロ棋士となり、去年の「新人王戦」で優勝した若手の実力者で、対局は現在2人しかいない10代の棋士どうしの戦いとなります。

藤井四段は21日の会見で次の対局について聞かれ、「とても大きな舞台で、対戦相手も非常に強敵なので、しっかり気を引き締めたい」と意気込みを話していました。

藤井四段は次の対局に勝てば29連勝となり、連勝記録を30年ぶりに更新して歴代単独1位となります。

立ちはだかる強豪たち

藤井四段は連勝を続けるなかで、タイトル戦の予選を制したりトーナメントを勝ち進んだりしているため、今後さらに強豪との対局が増える見通しです。

藤井四段が次に挑む竜王戦の挑戦者を決める「決勝トーナメント」には、予選を勝ち進んだ11人の棋士が参加します。予選の中でいちばん下の「6組」で優勝した藤井四段は、「5組」を制した増田康宏四段(19)と今月26日に対局し、勝った場合、来月2日佐々木勇気五段(22)と戦います。佐々木五段は4年前に加古川青流戦で優勝した若手の実力者で、竜王戦の「4組」を制して決勝トーナメントに進出しました。

この壁を越えても、さらには阿久津主税八段(34)、久保利明王将(41)と、勝ち進む先には強豪が待ち構えています。

一方、藤井四段が同じく予選を突破して挑戦者決定トーナメントに駒を進めた棋王戦も実力者ぞろいで、初戦で豊島将之八段(27)と戦い、勝った場合は森内俊之九段(46)と対局することになります。

藤井四段はNHK杯などほかの棋戦でもトーナメントを勝ち進んでいて、今後さらに強豪との対局が増える見通しです。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。