イージス艦事故 不明7人の遺体発見 米海軍がHPで公表

2017年06月19日 12時01分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

17日、静岡県の伊豆半島沖で、アメリカ海軍のイージス駆逐艦とコンテナ船が衝突した事故で、アメリカ海軍は、行方不明になっていた乗組員7人全員が艦内で遺体で見つかったと公表しました。今後、海上保安部はアメリカ側と協議しながら、乗組員の死因などを確認し、事故の状況を調べることにしています。

17日午前1時半ごろ、静岡県南伊豆町の石廊崎からおよそ20キロ沖合で、アメリカ海軍横須賀基地に配備されているイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」と、フィリピン船籍のコンテナ船が衝突し、イージス艦の艦長ら3人がけがをし、乗組員7人が行方不明になりました。

イージス艦は右の側面や船底が激しく壊れ、乗組員の居住スペースや機械室などが浸水したため、アメリカ海軍は水を取り除くなどして捜索した結果、行方不明になっていた乗組員7人全員が、遺体で見つかったとホームページで公表しました。

亡くなったのは、射撃管制員のギャリー・リオ・レム・ジュニア1等兵曹(37)や、人事専門員のハビエー・アレック・マーティン1等兵曹(24)ら19歳から37歳までの7人で、18日、ダイバーが艦内の居住スペースで見つけたということです。

事故を受けて、アメリカ海軍の制服組トップのジョン・リチャードソン作戦部長が20日、来日し、横須賀基地を訪れるということです。

今回の事故は海軍の公務中の事故のため、調査や捜査はアメリカ側が優先的に行うと見られますが、海上保安部はアメリカ側と協議しながら、亡くなった乗組員の死因などを確認し、事故の状況を詳しく調べることにしています。

亡くなった7人の名前

亡くなったのは、射撃員のダコタ・カイル・リグスビー上等水兵(19)、事務員のシンゴ・アレクサンダー・ダグラス3等兵曹(25)、ソナー員のナック・ティー・トゥルーオンハウィン3等兵曹(25)、射撃員のノー・ヘルナンデス2等兵曹(26)、射撃管制員のカルロス・ビクター・ガンゾン シバヤン2等兵曹(23)、人事専門員のハビエー・アレック・マーティン1等兵曹(24)、射撃管制員のギャリー・リオ・レム・ジュニア1等兵曹(37)です。

菅官房長官「高度な警戒態勢を維持」

菅官房長官は記者会見で、「事故で亡くなった米艦船の乗組員と遺族に、心から哀悼の意を表する。また、負傷した人に心からのお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い回復を祈念する。引き続き、米側の協力を得ながら調査と情報収集に努めている。事故原因は現在調査中だ」と述べました。

そのうえで菅官房長官は、記者団が北朝鮮の弾道ミサイルなどへの警戒監視態勢に影響が出ないか質問したのに対し、「政府として米軍の運用にコメントする立場にない。地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、米国の抑止力の確保は極めて重要であり、国際社会と連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に努めていきたい」と述べました。

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