ドイツ国籍取得するイギリス人急増 EU離脱決定後

ドイツの統計当局は、去年ドイツ国籍を取得したイギリス人の数が前の年の3.6倍に急増したと発表し、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱によって、EU域内での就業などが制限されることへの懸念が、背景にあると見られます。


ドイツの連邦統計局は13日、去年1年間にドイツ国籍を取得し二重国籍になったイギリス人の数が2865人に上り、前の年の3.6倍に増えたと発表しました。

これは第2次世界大戦後にドイツ国籍を取得したイギリス人としては最も多い数です。ドイツの国籍を取得するには、ドイツに8年以上居住することやドイツ語の能力を一定以上有することなどが条件とされていて、ドイツが移民労働者として受け入れてきたトルコ人が国籍を取得する件数が最も多くなっています。

連邦統計局によりますと、イギリス人によるドイツ国籍の取得申請が急増したのは、去年、イギリスが国民投票でEUからの離脱を決めたあとからで、背景にはEU域内での就業や移動の自由が制限されることへの懸念があると見られます。

イギリスは再来年3月までの離脱に向けて、来週にもEU側との交渉を始めるとしていて、今後ドイツ国籍を取得する人がさらに増えることも予想されます。

イージー・ニュース

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