JR東日本 山手線の全車両に防犯カメラ設置へ

2017年06月06日 17時04分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

JR東日本は犯罪防止やテロ対策を強化するため山手線のすべての車両に2020年までに防犯カメラを設置し、車内の様子を常時、録画することを決めました。

防犯カメラが設置されるのは、おととしから山手線に導入されている新型車両、「E235系」です。

JR東日本では来年の春以降、およそ20億円をかけて車両を改修したり新型車両に切り替えたりして山手線の50編成、550の車両すべてにカメラを設置します。カメラは車両内のドアの上に1車両当たり4つずつ設置し、近くに常時、撮影していることを表示するということです。
録画した映像は1週間程度で上書きし、映像を閲覧できる社員を限定して乗客のプライバシーに配慮するとしています。

JR東日本は、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までに設置を終え、痴漢などの犯罪防止やテロ対策を強化したい考えです。

車内の防犯カメラは東海道・山陽新幹線などですでに設置が進められているほか、首都圏では東京メトロと都営地下鉄、東急電鉄でもすべての車両に設置する計画を明らかにしています。
JR東日本は首都圏の路線で順次、カメラを設置していく方針で、冨田哲郎社長は6日の記者会見で「セキュリティーのレベルの向上は必要だ。乗客のプライバシー保護は万全にするのでカメラの設置に理解をいただきたい」と述べました。

防犯カメラ設置の動き広がる

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて犯罪防止やテロ対策を強化するため、新幹線や在来線の車内に防犯カメラを設置する動きが広がっています。

このうち、東海道新幹線ではデッキの部分に防犯カメラが設置されていましたが、おととし、東海道新幹線の車内で2人が死亡した放火事件を受け、デッキ付近だけでなく客室内にもカメラを取り付け、常時、録画する対策を始めました。

こうした動きは山陽、北陸、東北の各新幹線にも広がっています。
在来線では、東京などと成田空港を結ぶ成田エクスプレスや常磐線の特急をはじめ、東海道線や常磐線の普通列車のグリーン車で、デッキ付近にカメラが設置されています。

また、JR埼京線では8年前から痴漢対策のため先頭車両の車内にいち早くカメラを設置しています。さらに東京メトロと都営地下鉄、東急電鉄でもすべての車両の車内にカメラを設置する計画で、首都圏を中心に設置の動きが広がっています。関西では、南海電鉄の特急の一部でデッキ付近にカメラが設置されています。

※プログラムでふりがなをけっているので、 間違まちがっている場合ばあ いもあります。