ロンドンのテロ事件 7人死亡 関与の疑いで12人拘束

2017年06月04日 22時07分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

イギリス、ロンドン中心部の橋の上で男たちが車を暴走させ歩行者を次々にはねたあと、近くの市場にいた人々をナイフで襲い、7人が死亡したテロ事件で、警察はこれまでにロンドン東部で事件に関わった疑いのある12人の身柄を拘束したことを明らかにし、背後関係の捜査を進めています。

ロンドン中心部のテムズ川にかかる「ロンドン橋」で3日夜、3人の男が車を暴走させ歩行者を次々にはねたあと、近くの食品市場や飲食店にいた人々をナイフで襲いました。
警察などによりますと、一連の襲撃で7人が死亡し、48人が病院に運ばれ手当てを受けていて、容疑者の男たちは駆けつけた警察官に射殺されました。
警察は3人の身元や動機を調べるとともに、これまでにロンドン東部で事件に関わった疑いがある12人の身柄を拘束したことを明らかにし、背後関係の捜査を進めています。

一方、メイ首相は4日、緊急の治安対策会議を開いたあと声明を発表し、事件がイスラム過激派の影響を受けたテロだったという見方を示したうえで、「イギリスはこの3か月で3回のテロ攻撃を受けた。もうたくさんだ。3つの事件に共通するイスラム過激派の思想に立ち向かわなければならない」と述べ、事件を強く非難するとともに、国民の結束を呼びかけました。

イギリスでは今月8日に総選挙が行われますが、事件を受けて、与党・保守党と野党・労働党は選挙運動を一時見合わせる方針を示していて、選挙にどのような影響を及ぼすのか注目されます。

「多くの人がパニックに」

事件が起きた際、現場近くのパブにいたという女性は「大勢の人たちが『全員外に出ろ』と叫んでいたので、外に出ました。そして、パブの前にいた警察から『自分の命を守るため、できるだけ速く走れ』と指示されました。多くの人たちがパニックに陥っていました」と、当時の緊迫した状況について話しました。

また、現場近くに住んでいるという男性は「こんなことが起こるなんて、とても怖いです。私はこれまで音楽を聴きながら歩いていましたが、背後で何が起きているかわからないので、音楽を聴くのをやめたり、歩いているときには人の顔をよく見るようにしたり、小さなことでも、できることはしたいと思います」と話していました。

アメリカから旅行に来ていた男性は「どこにいてもテロのリスクはあり、イギリスでは選挙もあるので、リスクはより高いとは思っていましたが、自分の近くでこんなことが起きるなんて想像もしていませんでした」と話していました。

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