NASA=アメリカ航空宇宙局は、太陽にこれまでで最も近いおよそ600万キロの距離まで接近して観測する探査機を、来年夏に打ち上げる計画を31日に発表し、太陽の大気の状態などを観測し、100万度を超える高温になる仕組みなどを調べることにしています。


NASAの発表によりますと、探査機は来年7月以降に打ち上げられ、太陽から金星の周りを回るだ円形の軌道を描きながら、来年11月以降、2025年6月までに合わせて24回接近する計画です。

探査機は、1400度近い高温に耐えられるよう、一部が厚さ10センチ以上の炭素繊維で保護されていて、2024年12月には、太陽の表面からおよそ600万キロと、これまでの記録のおよそ4400万キロより格段に近いところまで接近します。

太陽は、表面の温度はおよそ6000度なのに、取り囲む大気コロナは100万度を超える理由が謎とされていて、NASAは大気の状態を近くから観測することで、こうした謎に迫るほか、人工衛星や地球上の通信などに影響を及ぼす、太陽から出る電気を帯びた風、太陽風が起きる仕組みを調べることで、地球への影響についての予測に役立てたいとしています。

NASAの担当者は「実際に太陽に触れるぐらい近づいてみないと、長年の謎の答えは出ない。最も熱く最もクールなミッションになる」と話しています。

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NASA「太陽たいよういままででいちばんちかくで調しらべる」