カブール爆弾テロ事件 各国の外交施設狙ったか

2017年06月01日 07時53分 NewsWebEasy
仮名がなレベル

アフガニスタンの首都カブールで31日、各国の大使館が集まる地区で起きた爆弾テロ事件では、これまでに90人が死亡しました。現地の警察は、過激派が対テロ作戦を進める各国の外交施設を狙った可能性があるとみて、背後関係を調べています。

アフガニスタンのカブール中心部にあるドイツ大使館の近くで、31日に大量の爆発物を積んだバキュームカーが爆発して、これまでに90人が死亡、400人以上がけがをし、現地の警察は爆弾テロ事件として捜査しています。

爆発があったのは、各国の大使館がある地区で、ドイツ大使館の建物などが大きな被害を受けたほか、近くにある日本大使館でも窓ガラスが割れて、大使館職員とJICA=国際協力機構の関係者の日本人2人が軽いけがをしました。

これまでに犯行声明などは出されておらず、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは、関与を否定する声明を出しました。

警察によりますと、過激派が、アフガニスタンで対テロ作戦をすすめる欧米など各国政府の施設へのテロを計画しているとの情報が、たびたび寄せられていたということで、警察は、今回の事件も、過激派が外交施設を狙った可能性があるとみて、背後関係を調べています。

アフガニスタンでは2014年に、国際部隊の大部分が撤退したあと、代わりに治安を担うはずの軍や警察の育成が遅れていて、タリバンや過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織によるテロや襲撃が相次いでいます。

トランプ大統領 哀悼の意表し支援申し出

アフガニスタンで起きた爆弾テロ事件を受けて、アメリカのトランプ大統領は31日、アフガニスタンのガニ大統領と電話で会談しました。
ホワイトハウスによりますと、この中でトランプ大統領は犠牲者に哀悼の意を表したうえで、「断食月=ラマダンの神聖な期間中に起きた攻撃で、テロリストの野蛮な本質が明らかになった」と述べて非難しました。
そのうえで、トランプ大統領は、事件の解明に向けて、アフガニスタン政府への支援を申し出たということです。

国連が非難の声明

国連の安全保障理事会は31日、「卑劣で凶悪なテロ攻撃を最も強い言葉で非難する。テロ行為は国際平和と安全保障への脅威ですべての国があらゆる手段を用いて対抗していく必要があると再確認した」とする声明を発表しました。

また、国連のグテーレス事務総長も「民間人への無差別な攻撃は国際人道法の深刻な違反であり、決して正当化することはできない。テロや過激主義との闘いを強化する必要性を強調する」とする声明を発表しました。

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