地球温暖化が進んだ場合、日本各地で気温が上昇し、今世紀末には、東京都心の年平均気温が今の鹿児島県の屋久島とほぼ同じになる可能性のあることが、気象庁の最新のシミュレーションでわかりました。


気象庁は、国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」が3年前に発表した統合報告書のシナリオを基に、今世紀末の日本の気候が20世紀末と比べてどう変化するかシミュレーションしました。

それによりますと、必要な対策が行われずに地球温暖化が進み、温室効果ガスの濃度が大幅に増えた場合、日本の年平均気温は、今世紀末に、20世紀末と比べて4.5度上昇する可能性があることがわかりました。

地域別では、北日本で4.8度~4.9度、東日本で4.3度~4.5度、西日本で4.1度、沖縄・奄美で3.3度上昇すると予想され、この結果、東京都心の年平均気温は19度7分と、今の鹿児島県の屋久島とほぼ同じになる可能性があるということです。

また、最高気温が35度以上の「猛暑日」の年間の日数は沖縄・奄美で50日余り、東日本と西日本では20日~30日程度、増えるほか、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る回数も、全国平均で2倍以上に増えると予想されています。

気象庁は「熱中症や大雨の危険性が高まるので、対策を進める必要がある」と話しています。

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21世紀せいきわりに日本にっぽん気温きおんは4.5℃たかくなる可能性かのうせい