皇居を訪れる外国人観光客の増加を受けて、宮内庁は、皇居内の施設や史跡などについて英語や中国語など6か国語で解説してくれるスマートフォンのアプリを開発しました。


皇居を訪れる外国人観光客は年々増加し、ことし皇居の一般参観に訪れた外国人は先月末までに2万人余りと、去年の3倍近くに増え、全体の半数以上を占めています。こうした状況を受けて宮内庁は、皇居の参観コース周辺や東御苑、それに、京都御所にある82の施設や史跡などについて、日本語をはじめ、英語、中国語、韓国語、フランス語、それにスペイン語の6か国語の音声と文字で解説してくれるスマートフォンのアプリを開発しました。

アプリは、言語を選択すると地図上に施設や史跡などが番号で表示され、番号を選択すると音声と文字で解説してくれる仕組みです。このうち東御苑の江戸城の天守の跡地「天守台」は、天守が5層の屋根を持ち高さが58メートルに達したことなどが、当時の図面も添えて説明されています。

また、同じく東御苑の「果樹古品種園」については、江戸時代に栽培されていた古い品種のナシや桃などがあり、その一部を天皇皇后両陛下がみずから植えられたことが紹介されています。アプリは、インターネットで無料で入手できるということです。


外国人の反応は

家族で皇居の東御苑を訪れた43歳のインド人の男性は「皇居は日本の歴史上重要な場所だと思うので、詳しく知るためには非常に使いやすいアプリだと思います。ぜひ自分もダウンロードしたいです」と話していました。

また、57歳のイギリス人の男性は「皇居の歴史や昔の将軍などについて知りたいと思って来ました。アプリがあれば本を読むよりも便利だと思います」と話していました。

イージー・ニュース

皇居こうきょ建物たてもの歴史れきしなどを外国語がいこくご説明せつめいするアプリ