ボコ・ハラムから解放された女子生徒 家族と3年ぶり再会

西アフリカのナイジェリアで3年前、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムに連れ去られた200人以上の女子生徒のうち、今月解放されたおよそ80人が20日、家族たちと喜びの再会を果たしました。ただ、100人以上の行方が今もわからないままで、一刻も早い救出が求められています。


ナイジェリアでは3年前、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムが北東部の学校から女子生徒200人以上を連れ去り、「全員、奴隷として売り飛ばす」と脅し、国際社会に衝撃が広がりました。

今月に入って、このうち82人の生徒たちが、治安当局に拘束されていたボコ・ハラムの戦闘員と引き換えに解放されました。20日には、首都アブジャで生徒たちが家族と3年ぶりの再会を果たし、抱き合ったりして喜んでいました。父親の1人は「娘と会うことができてどれだけうれしいか。言葉で言い尽くせません」と話していました。

ただ、連れ去られた生徒のうち、100人以上の行方が今もわからないままとなっているうえに、このほかにも大勢の子どもや女性たちがボコ・ハラムに連れ去られ、中には自爆テロを強制され、命を落とした人も少なくないと見られています。

国際的な人権団体は「注目されてきた女子生徒たちだけでなく、ボコ・ハラムによるほかの被害者も救出できるよう、ナイジェリア政府は取り組まなければならない」と指摘し、すべての被害者の救出に向けて交渉を行うよう、ナイジェリア政府に強く求めています。

イージー・ニュース

ナイジェリア 誘拐ゆうかいされていた女子じょし生徒せいとなかの82にんもど