今の子どもたちはどこで勉強をしているのか、大手教育研究所が調査をしたところ、「家族が集まるリビングで学習している」というケースが中学3年生で6割近く、高校3年生でも4割近くに上るという調査結果がまとまりました。


この調査は、去年7月から8月にかけて東京大学とベネッセ教育総合研究所が郵送で行い、小学1年生から3年生までの保護者およそ4900人と、小学4年生から高校3年生までの子どもおよそ1万1000人が回答しました。

その中で、「学校や塾以外でどこでよく勉強をするのか」複数回答で答えてもらったところ、「家族で過ごすリビングなど」という割合は小学生の低学年ではどの学年でも9割以上、高学年でも8割以上を占めたほか、中学生でも1年生で7割近くまた3年生でも6割近くに上りました。

さらに、高校生になっても1、2年生の半数近く、3年生でも4割近くが「リビングで学習している」と答えていました。

調査を行った研究所では、自分の部屋だけでなくリビングも勉強する場所として定着してきていると分析しています。

ベネッセ教育総合研究所の木村治生副所長は「親子の距離が近くなり、中学生や高校生でも保護者のそばで学習することへの抵抗感がなくなっている。また、保護者の学習に対する関心も高さもリビング学習が増える一因ではないか」と話しています。


「親の目届き さぼらず学習」

東京世田谷区にある私立三田国際学園高校の高校2年生の教室で、聞いてみると、37人の生徒のうち17人がリビングで勉強をしていて「親の目が届くためさぼらずに学習できる」という声が多く聞かれました。

男子生徒は「自分の部屋には遊び道具やベッドなど誘惑するものがある。リビングは親がいて、干渉されるので集中できる。机も広くて使いやすい」と話していました。
また、女子生徒は「リビングであれば、さぼったときに親が注意してくれる。テレビの雑音があるので、ヘッドホンをして音楽を聞きながら勉強をしています」と話していました。

イージー・ニュース

いえではリビングルームで勉強べんきょうする」とこたえたどもがおお